何故か今まで見なかった作品です。
なぜかラブストーリーは
いつも後回し‥
苦手なのか？というと、
そうでもない気がするけれど…
それはさておき、
ネタ的なトリックはタイムトラベルだけで、
その他はあまりにも普通な、
あまりにも普通の人の、
あまりにも日常的な、
あまりにも普通の幸せ
それなのに極上の、
なんとも映画的な、
深くて美しい映像の連続
こんな陳腐な言葉でしか
言い表せないのがもどかしいけど
とにかく素敵な映画でした
こんなに可愛い女性が、
こんなに素敵な父子が、
映画の中とはいえ存在して、
目の当たりにできることが、
幸せです。
映画って本当にいいですね
女優として、
俳優部目線の感想ですが‥
ダイナミックなCGが多くて、
俳優が生身で演じているシーンは
少なく感じられるかもしれませんが、
あの極限状態のシーンばかりの連続は、
かなりのテンションと力量が要るし、
たぶんブルーバックだけのスタジオで、
状況と相手をも想像力しながらの
お芝居、結構大変です
体力も気力もかなりのものかと。
しかもそれぞれ独立した、
それぞれの強烈なキャラと、
それぞれの長いバックボーンがあり、
加えて主演より出番が少ないと言うのは、
脚本の中での説明が少ない分、
余計に役作り作業を要します。
要するにお仕事的には、
見えない作業が多いのです
(と、経験上で思います)
今後こういったダイナミックなCGのものは
もっと増えるだろうけど、
俳優部は逆に大変になるかもなぁ、
と思いました。
でも面白いですしネ！
需要があるなら、
それに耐え得る力量をつけねばと、
密かに頑張ります
そうか！ジョージ・クルーニーは、
こういうことがやりたかったんだ
かっこいい～
ジョエル・コーエン、
マット・デイモン、
ジュリアン・ムーア、
そしてジョージ・クルーニー監督！
ものすごい豪華なコラボレーションながら、
どんな作品になるのか？
想像がつきませんでしたが、
微に入り細に入り、
全てが秀逸です
現代の様々な問題に逃げないで、
キツい位に向き合ってるところも
勇気あるなと思います
ただ心配なのは‥
子役の男の子が、
こんなにも重い、
大人のドロドロを背負った演技を、
こんなに素晴らしく
なし遂げているけど、
トラウマにならないでね
とにかく、
大人って、差別って、お金って、人間って、
愚かだなぁと思いました
にしても、ここまで思わせてくれるのは
凄いと思うので、
やっぱりこの作品は凄い
