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ひどい。

本当にひどい


本当に辛い。


予告で「死のゲーム」なんて言葉を使うことに


とても抵抗を感じましたが、


台詞の中で警官が自ら「死のゲーム」


と言って人を殺すふりをしたり、


挙句本当に殺してしまったり‥


とんでもないことです。


でもこれは史実で、本当にあったこと。


それが一番悲しいです



友達が死んで、


流行歌を歌えなくなった歌手‥


当然です。


生き残っても辛いばかりの若者たちに


共感しつつもかわいそうで‥




時が経ち、


今は少しは良い世の中になっているでしょうか?



最後のシーンのゴスペル


彼が教会でゴスペルを歌うようになったことに


深く共感しました。



彼の歌が、


人を幸せにしますように


と願いながら映画館を後にしました

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深い。深〜いプンプンえーんえーん汗汗汗


一見怒ってばっかりで偏屈に見える母役の


フランシス・マクドーマンドが、


時折り見せる元夫への慈しみ、


レイプされて殺された娘に、生前図らずも言ってしまった「お前なんかレイプされちまえ!」の怒声、


繰り返す数々の悪態、etc、etc‥


これらの本心と逆の言動に、


深い悲しみや愛情が滲み出ていて、


涙が止まりませんでした。


こんな芝居ができる彼女は素晴らしいと思いますビックリマーク



私が彼女のファンになったのは、

「デブラウィンガーを探して」というドキュメンタリー映画で、「整形なんかしないわ。なぜなら50歳になった時30歳の顔をしていたら50歳の役ができないじゃない」と言い放った彼女がかっこいいと思ったから‥

そして今60歳のフランシスは、年齢相応のとてもリアルな母親を演じてくれました。

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「スタンドアップ」という

炭鉱で働く女性達が

セクシュアル・ハラスメントに立ち向かう映画でも、

強烈に強い女性を演じてくれて、

喋ることもできなくなった身体で

杖を叩き続け裁判で正義を貫いた

ラストシーンが忘れられません。
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「スリー・ビルボード」のフランシスのお芝居は映画が進むにつれどんどん深くなって、

ワンシーンワンシーンがとても濃い、意味のあるものになっていきました。

彼女を取り巻く他の登場人物も、深く、巧い‥

こんなすごい脚本で演じられることが羨ましい

久しぶりに強い嫉妬を覚えた映画でした。


フランシス、負けないわよ!

と思いつつ、

とりあえず今日は大尊敬ですウインクラブラブウインクドキドキビックリマーク
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手前味噌ではございますが、

私の主演映画ですニコニコ


既に10年以上前の作品ですが、

今日まで Gyaoさんで限定配信して下さっています。

定期的に配信してくださり、

その度にファンになって下さる方がいらっしゃり

いつもこの映画の力を感じます。


初上映当時も上映期間がどんどん延びて、

劇場でロングランになったり、

海外の国際映画祭にいくつもご招待して頂いたり

国内外のたくさんの方に見ていただきました。


とても幸せなことです。


ありがとうございます。


私はこの作品の中で題名にもなっている、

「カロン」という女性を演じています。


カロンと言うのは冥王星の名前であり、

神話に出て来る三途の川の守り神でもあり、

おそらく彼女自身が自分でつけた、

娼婦の源氏名でもあります。


彼女にはいろいろな顔があり、

ある時は普通の主婦で、

いつも和服姿で日本家屋に住んでいます。

そしてある時はコツコツと洋書店で働きながら

気の合う恋人と過ごし、

またある時はカロンという名で高級娼婦をしています。


撮影前に出演者の方々と、

お芝居のエチュードしながらストーリーが監督がストーリーを創るという

とてもクリエイティブで楽しい現場でした。


私の大切な子どものような、

魂のこもった作品の一つです。

是非ご覧くださいm(*´ `*)mラブラブ


そして今まで観てくださった方に、

心より感謝申し上げますドキドキラブラブ

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