「床暖房」ではなく「床下暖房」 | 快適な終の棲家を

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アラカン主婦です。
2017年夫婦2人の終の棲家を高断熱高気密の家に建て替えました。
建築記録と入居後の暮らしを綴っています。

恐れ入りますが、アメンバーは、
家づくりブログを更新されていて、
コメントでの交流のある方限定とさせていただいております。

大学の頃、住居学研究室に所属していました。(*30年以上前です....)

卒論のテーマはズバリ「床暖房」。

頭寒足熱や輻射熱の良さを当たり前のことと認識していました。

25年前に今の家を建てたときも、当たり前のように床暖房を導入しました。

 

・・・が、

 

ここにきて建て替えを検討し始めた時。

床暖房のデメリットと、「床下暖房」という暖房システムを知ったのでした。

 

我が家を設計・施工する工務店は、この「床下暖房」=床下エアコンを標準で採り入れています。

 

 

*参考 (松尾設計室・松尾和也さんの記事です)

 

 

今住んでいる家は床暖房を使っていますが、入っているのはLDKのみです。

廊下や他の部屋はすごく寒く、LDKとの温度差が激しい!

 

しかもLDKは、床暖房が入っているとは言っても、単独では暖かくないので、石油ファンヒーターも併用しています。

 

それでも真冬は寒いのです。

(いかに断熱・気密性能が低いのかということですね・・・。)

 

「暖かい家に住みたい!」というのが我が家の最優先課題。

暖房システムへの関心度も高かったわけです。

 

「床下暖房」は、床下に設置したエアコン1台で全館暖かくなるという夢のような暖房システム。

使用するのはエアコンのみなので、初期費用もランニングコストもリーズナブル。

 (ただし、高断熱・高気密が大前提です。 )

ファンヒーターのような局所暖房は不要。

 

家じゅうほぼ均一の温度になるので、結露もなし・ヒートショックの心配もなしとのことです。

壁付けのエアコンだと、温風が顔や体に当たって不快なのですが、床下設置ならそんなこともありません。

エアコン本体の存在感も隠せます。

 

「床暖房」は床自体を暖めるので、無垢のフローリングは避けた方がよいとよく言われますよね。

(床暖房対応の無垢フローリングもあるそうですが、高価だとか。)

 

一方、 「床下暖房」は、床そのものではなく床下の空間を暖めて、暖かい空気を家じゅうに循環させるという仕組みなので、床材は自由に選べます。

 

家じゅうのどこへ行っても暖かい、しかも省コスト・・・そんな快適な家に早く住んでみたいです。

 

*ちなみに、夏は2階に設置したエアコン1台で全館涼しいそうです。

 

 

追記:

我が家は1階が平屋仕様のため、1階の寝室にも補助的に冷房用エアコンが必要のようです。。

 

 

 

 

 

 

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