現在、築25年の家に夫婦2人で住んでいます。
50代に突入し、夫婦ともに冬の寒さが厳しく感じられるようになってきました。
そんな時、実家が建て替えをすることになり、「打ち合わせに立ち会って」と頼まれました。
そして設計段階からずっと一緒に家づくりに協力しました。
そうする中で、次第に自分たちの家も建て替えたい!という気持ちがむくむくと湧き上がっていき、
一大決心!
終の棲家を建てることにしました。
まず最優先は「暖かい家」にすることです。
そのため、高気密・高断熱を売りにしているメーカーを探すことにしました。
そんな中で、書店で偶然出会った本がコチラ。
「断熱の神様」と呼ばれる西方設計の西方先生の本です。
(今思えば運命的な出会いだったとしか言いようがない…)
さらに「新住協」の存在と、家の性能を数値で表せるということを知りました。
大手ハウスメーカーは最初から検討せず、総合住宅展示場にも行かず、
地域性を熟知する地元の工務店の中から、断熱性能を数値(Q値やC値)で示しているところに絞って見学に行きました。
地元の住宅雑誌やインターネットの住宅専門サイトをできる限りチェックし、内覧会や完成見学会に出かけ、説明を聞きました。
それらの工務店は大抵、自然素材を使った家をつくっていました。
家の中に入った瞬間に木の香りがして、空気が気持ち良く感じられました。
そして、真冬でしたが、家じゅうが暖かく、足元もひんやりとせず快適。
感動ものでした。
性能面ではどこも甲乙つけがたかったのですが、いくつかの工務店の中で、デザインが最も自分の好みに合ったところに決めました。
なんならお任せでつくってもらってもいいかも!と思ってしまうくらい、
施工例のどのお宅を見ても好きなテイストの家だったのです。
だから、普通は相見積もりをして比較をしてから業者決定をするのでしょうが、それをせずに決めてしまいました。
現在、こちらの要望や生活スタイルをまとめたものをもとに、設計に入ってもらっている段階です。
↓続きます。
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↓建築家・伊礼智さんにも大きな影響を受けました。
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