小学生にはかなわない/トランスジェンダー追悼の日 | LGBTQ+ALLYになった 汐見彩のブログ

LGBTQ+ ALLYになった

(エルジービーティーキュープラスアライ)

彩(サイ)のブログへようお越し!

 

※ALLY=性の多様性に寄り添うこと

寄り添っていこうとする人

 

 

サイズアウトしたり着古したり

破棄するTシャツを

はさみで無心にカットして

小さなウェスにする。

 

 

身に着けられていた元Tシャツ時代より

現ウェスは第二の人生で

もっと輝いている気がする!!

 

と思った汐見です。

 

 

 

 

寒くなると起床時間というか

布団から這い出る時間が

じわじわと遅くなりゆきます。

 

「もう少し太陽が昇ってから…」とか。

 

日中も活動エンジンがかかるのに

やたらと時間がかかります。

 

こうも寒いとやってらんねー!

暑いともっとやる気にならんけど。(←)

 

 

 

11月20日はトランスジェンダー追悼の日でした。某マーチの延期を受けて急遽さまざまな催しが立ち上がった19日の関東。末っ子を連れて参加した会では積極的に交流するでもなく、そこに居られることをただ味わいました。

 

末っ子は催しの一部であった“シャボン玉をとばす”を楽しみにしていて、私も久々のシャボン玉あそびに夢中になり、「ロング・ブレス・ダイエットの効果も得られよう」くらいスーハーし続けました。翌日、ちょっと体重が減っていたのは、公園が広すぎて迷子になった分たくさん歩いたからと思われる。そして体重は元に戻った。(むしろプラス)ひさびさにホンマにひさびさに公園でのんびりできました。企画してくださった方々に感謝です。

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

「寄せ書き」ってもらったことあります?サイン色紙?にメッセージを書くアレです。

 

大阪で働いていた会社を辞めるときにもらったのが私の最後でした。辞める社員には色紙とプレゼントを贈るただの恒例行事。

しれーっと参加していましたが「何だかな」といつも違和感。バレンタインのチョコレート代の徴収は断れてもコレは角が立つかな、とか…。

 

ほんまにお世話になった方には封書なりで個別に別れを惜むわけで、言葉を交わしたことのない社員におくる言葉を捻り出しても心のこもってなさに心がザワつきました。そんなだと、いざ自分が贈られたとき「すいません」みたいな気持ちにしからんわけです。心を込めて書いてくれてた人もいただろうし、終わりよければすべてよしってやつか?などと今は思うわけですが。

 

いわゆる寿(逃亡)退社。一連の心情を夫となる人に告げたとき、「チームプレイに向いてない」との分析を受けました。何かよーわからんけど、確かに。スポーツそもそも苦手だし、絶対やれと言われたらチームスポーツより個人競技の方がいい。

 

大人数で集まると内心オドオドする。友人とはサシで会うことが殆ど。会社勤めより個人事業主向き?知らない人の数と気遣うシーンの数は比例して疲労・消耗するからね、一人が好きよ。

 

 

 

どんどん脱線しとる。

 

 

 

もとい。

 

寄せ書きとはちょっと違うのですが、以前SDGs5ジェンダー平等のお話をさせてもらった小学3年生からは後日、感想とお礼を綴ったものをいただいたんです。A4サイズにひとりひとり書いたものを先生がファイルに綴じてずっしり1冊の形で…。2クラス51人分。

 

読ませてもらうと、

伝えたことを真っ直ぐ受け止めている人、体験談を伝えてくれる人、もうすでに「これから」に活かそうとする人、内観する人、他者に働きかけたいと考えている人、実にさまざまでとても興味深いのです。

 

 

★ジェンダーじゃなく

「自分らしさ」が大切だとよくわかった

★女の子っぽい色、

 男の子っぽい色と決めていた

★自分の将来は

 自分で決めたいと思うようになった

★次の3年生にも知って欲しい

★知らない人に教えたい

★差別をみつけたらやめさせたい

★お母さんに「男の子なんだから」

 と言われた弟を守りたい(泣いた)

 

お話のこと以外にも

★準備をしてくださって

 ありがとうございました

★説明がうまかったので

 よくわかりました

★僕もSDGsを頑張るので

  ○○(本名)さんもがんばってください!

 

激励の言葉たちに正座しそうです。

 

ずっしりの一冊にえらい感動してしまって。

 

会社員時代の雪女の私なら喜ばなかっただろうか?さすがにこれは嬉しかっただろうと思います。思いが届いた・通じたような…相思相愛ってこんな感じ?

 

 

 

 

 

あれから9ヶ月。

4年生になった皆さんからの贈り物を久々に開き痛み入っております。

 

 

 

 

全然話変わります。

 

「顔で笑って心で泣いて」

幼馴染との最近の共通項がコレ↑でした。アタリメ(乾物①)みたいにカッサカサの顔面に水分・油分をたたきこんで化粧の仮面をかぶる。

仮面の威力は絶大で笑顔が出てくるもので…おお、私を守りたもうペルソナよ!

 

幼馴染と近況報告をして愚痴を言い合っても、若い頃のように悩みを細部に渡って吐き出すことはなくなりました。大学進学先の大阪⇄福岡で夜な夜な長電話。4月の電話代が5万円!親にめっさ叱られたんでした。

 

相手の窮地に「それはたくさん泣かないと!」と、ハンカチをお土産に夜行バスで博多に行ったりした20代。自由。今、悩みの詳細は知らんけど、40代をそれぞれにがんばってることに少し救われた気持ちになります。

 

旧友との他愛無い話に癒される

若者の話に元気をもらう

人生の先輩の話に勇気をもらう

私は人に恵まれています。

 

ちなみに「顔で笑って心で泣いて」は交感神経と副交感神経のバランスがとれる良策だそーです。

だとしたら、「顔で笑って心で中指…」これも良計かしらね。

 

 

 

 

お話はもどって、

シャボン玉を飛ばしているところには、私の “推し” 高井ゆと里さんの姿もありました。帰り際に「また会えるとか思うなよ。」という天の啓示を受け(うそ)、そっと声をかけました。私、不審者の様相…。握手をする段になって差し出す手をスローモーションでとらえながら、脳裏を駆け抜ける「ちょっと待ったー!」の声。ちょいちょい熱を出していた末っ子の看病が続き、アルコール消毒でカッサカサになったニボシ(乾物②)みたいな、あまつさえ氷のように冷たーい手を高井さんにとってもらうことに刹那な躊躇を覚え「すごい感じ悪い差し出し方」になったことに大後悔(何の話や)

 

 

先日「明日の漢字テストは70点取りまーす!」と自信満々に宣言した末っ子にこっそり「もうちょっと頑張れるぞー」と思ってしまうエゴ満載の母です。末っ子が「高井さん(東大出身)のお利口パワー」を握手で少し分けていただけたかと思うと嬉し…(だから何の話や)

 

高井さんや遠藤(まめ太)さんのように身を粉にして活動を牽引しいる人も、私のような一般の人々もただそこに居て、「すでに共にある」空気感…それが不思議な安堵感の正体だったかなと振り返ります。ありがたい時間でした。我が推し活に悔いなし…。(←)

 

 

反トランス差別ブックレット

【われらはすでに共にある】/現代書店

 

電車に乗るときは大抵いつもカバンに入っているzine。短編小説のようで純粋に読み物としてとても好き。繰り返し読んでいます。もーボロボロだ。

 

 

 

 

あと、いつだったか「たのしみだなー」とつぶやいた 周司あきらさん責任編集の エトセトラVOL.10  11月24日発売

 

販売日当日の現在、まだ入手できていないけど読むのがたのしみだな~

https://etcbooks.co.jp/book/etcvol10/

 

 

 

 

末っ子はとにかくシャボン玉あそびをたのしんだ様子で「来年もあるかな?」と帰り道で言っていてキュンとしたですよ。

 

1年先の話をつるっと口にする…未来への信頼感とかビジョンの濁りなさとか、胸をギュッと鷲掴みにされました。シャボン玉も飛ぶ鳥も跡を濁さず…来年はどんな風になっているのかな?いいことばっかりな気がするなー。

 

 

 

 

 

シャボン玉を飛ばした2日後、今年の春先に末っ子の小学校から打診を受けていた保護者向け人権啓発(ジェンダー教育)の講話について校長と担当教諭と打ち合わせをしました。


結果としてお引き受けしましたが、当初はふさわしい講師をご紹介するつもりで打ち合わせに臨みました。「私より上手く伝えられる人(ばっかり)いる」「私じゃなくて(じゃない方がむしろ)いい」消極的な思いや自信のなさがいつしか私のなかに巣食っていたこと、やっと直視した感があります。お話をしているうちに思いがけず「私の口から伝えたいことがある」という気持ちになったんでした。ひゃー。

 

初夏あたりから「このことは今はちょっと…」と横置きしていること、自分で選んだベター(なはず)ウェイが精神をすり減らしているらしいこと、「自分の中の正義・正論」を前に自分の感情をガン無視していること。毎日そこはかとなく重く、その重さがかさんでいくような…。

 

ぶっ壊して身軽になった方が何か別のものが手に入るのでしょう。

 

scrap&build というワードが頻繁に脳裏に浮かんでたのはそういうことだった?

打ち合わせをしながらもう一人の私がずーっと考えているような感覚でした。

ちゃんと先生方のお話もきいてましたよーーー。

 

 

さて、教育現場での講話ということで、LGBTQ+の啓発をどう考えているかを学校側に問うことから始めました。今回はLGBTQ+のことに触れつつ、2月に当時の3年生にお話したSDGs5 ジェンダー平等の内容をベースに伝えます。身近なフェミニズムについてもお話できたらと思います。

 

 

対象は大人ということで切り口は多少変われども私が伝えたいことは変わりません。

 

男らしさ・女らしさではなく自分らしさを生きたい。自分らしく生きることの尊さ・強さ。

 

自分の大切に思うもの・好きなものを大事にして欲しいし誇りを持って欲しい。それと同じくらい他の人が大切に思うもの・好きなものを尊重する気持ちを大事にして欲しい。

 

こういうベースが根底にあれば、耳を疑うようなヘイト言説をめぐる事象にも絡め取られにくくなるかも?と思ったりするのですよね。

 

自分と異なる・違う事柄や人に感じる不安・恐怖からそれらを排除しようとするものの正体は?少し踏み込んで、「知らないまま排除しようとすること」などについて一度考えてみてもらうきっかけになればと思っています。

 

 

授業は約2ヶ月後の1月下旬。

やると決めたらきっちりやる。

張り合いができました。

 

3年生からもらった

ずっしりの1冊がお守りです。

 

 

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【余談】

1日ずつではありますが、12月はお仲間の紹介でジュエリーのイベント・販売のお手伝いをします。

実はちょっとバイトしたかったんよねー!ということで有り難いご縁です。

 

Lazo jewelry https://lazojewelry.studio.site/about

堂々と宣伝。

Lazoとはスペイン語で「繋げる」「結ぶ」「絆」といった意味を持つそうです。

青山スパイラルでのイベント

《 New Jewelry TOKYO 2023 》

https://newjewelry.jp/nj2023/

Lazo jewelryは3F

 

ご興味のある方はぜひ~♪

 

 

また、12月玉川高島屋のPOPUPでもLazo jewelryのブースで1日販売員します。

師走・土曜日・タカシマヤ…どえらい人出をモノともせず販売のプロを演じます😊

 

 

 

今年の冬はあたたかいのでしょうか?

暑い→寒いの季節の変わり目や台風などお空が荒れ模様だと、ヒューヒューだよ~(牧瀬)とか ひゅるり~(石川)とか zero~(日テレ)とか、わりと深刻な事態に反して胸部ですっとんきょうな音色を奏でてしまうのです。ぜんそくとも言う。

 

しかーし、この秋は1回しか奏でてない!体調が極めて良いというわけでもないのでm家族のいろいろで意識が外へ向いているおかげ?とも思ったり。看病中は寝床を隔離した結果、私がソファorほぼ床で寝ることになる。故に背中が慢性的に痛いが4時間ほどのショートスリープでも眠りは深い気がする。ふかふかのお布団は意外と安眠を妨げる説…は有効か!?

 

ただ、最近は寒い。12月からは布団で寝る!(今すぐじゃないんだーなんでだー)