LGBTQ+ ALLYになった
(エルジービーティーキュープラスアライ)
彩(サイ)のブログへようお越し!
※ALLY=性の多様性に寄り添うこと
寄り添っていこうとする人
私の面前に差し出される
抗原検査キット
医師:「見えにくいけど A型ー」
私:「いや…私には見えません!」
うーーーっすら入った縦線
ようやっと私も首を縦に振り
またもはじまる
長い看病の日々に思い巡らせ
真ん中っ子と帰宅…
熱は1日で下がり
スッキリした顔している子
「やっぱりただの風邪じゃ!?」
マンガを読み耽る子を尻目に
大きな知らせを
新聞のデジタル記事に見出しました
トランスジェンダー性別変更
生殖不能の手術要件は「違憲」
最高裁
戸籍上の性別を変更するために生殖機能をなくすための手術を必要とする「性同一性障害特例法」の要件は憲法に違反するのか、最高裁大法廷で10月25日「違憲」との判断されました。
きっと違憲判決は出る!と信じていたけれど、15人の裁判官全員一致の決定とあり、ぶるっと武者震い?がきました。
性同一性障害特例法(GID特例法)※
戸籍上の性別記載を変更できるようにするためには以下の五つの要件を満たす必要があると定められていました。
1.20歳以上であること
2.現に婚姻をしていないこと
3.現に未成年の子がいないこと
4.生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
5.その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること
いわゆる「手術要件」とは4号・5号を指します。今回判決が出たのは4号の「生殖不能要件」のみでした。
5号の「外見要件」は高裁で検討されていないとして差し戻されました。15人中3人の裁判官は5号についても違憲であると差し戻しに反対意見を述べています。この「外見要件」が維持されると引き続き性別変更のために二者択一で手術を選ばざるを得ない人が残ります。それは主としてトランス女性が被り得る新たな不平等を意味しています。
とても嬉しい判決でした。最高裁裁判官が「国の責務」やマイノリティーの尊重について付言しています。それでもやはりヘイターはヘイターのまま。バックラッシュのみならず新たな困難がトランスの人々を待っているかもしれません。
せめて純粋に関心を持っていた人々にとって、特例法を巡って「どうなの?」と、この判決がヘイト言説に絡めとられることなく「自分で考えてみる機会」になればと思います。「心は女の男性が…」ヘイターお得意の言説がいかにお粗末か…が見えてくるかもしれません。
ヘイト言説を捲し立てている人たちが言うところの「守りたい」人たちを守る作用は彼らの発言のなかにはまるでない…。トランスをかたった「犯罪者」ないし「変質者」を煽るだけのヘイト言説で守りたい人はずの人を危険に晒したいかのように思えてなりません。
また、同日、仙台高裁では優生保護法の不妊化被害の裁判が行われ原告勝訴となりました。
優生保護法によって人生を奪われた人々、性別変更を望むトランスジェンダー達が被ってきた国の“ひどい仕打ち”が是正された重大な判決の日でした。
特例法の4号に違憲判決が出たこと、とても嬉しく思うと同時に、性別適合手術を受けたかつての友人のことが思い出されました。
「卵子保存について考えなくはなかった」という言葉…。
当時、特例法が敷かれて10年以上経っても変わらなかった4号要件を前に
「この時代を生きた証として自分の判断を誇りに思う」
私はそう話す彼に返す言葉がみつかりませんでした。黙する私に気を遣ったのか静けさに耐えられなかったのか彼が口を開き
「(摘出された)俺の子宮、キレイやった~」とおちゃらけていました。
「当たり前やん!国は何をさしてくれとんねん。」
そう笑顔でツッコむことを私は選んでしまいました。
今回の大法廷での判決について、袂を分かった彼の思いを聞くことはできないけれど、彼の誇りを私も誇りにさせてもらいたいと思いました。
この時期、手に入りやすい花
ブルースターだっけ?
花びらの青が
すこしずつ紫に色づきます
老婆が白髪を紫色に染めるが如く…
髪の毛といえば、
昨今はピンク色の髪の毛が
流行っているんでしょうか?
見かけたら
ラッキー♪と思うようにしていたら
結構な高頻度でラッキー
子どもの頃、通学路で
フォルクスワーゲンのビーグルを見かけたら
「今日はラッキー♪」と思っていたが如く…
(今のビーグルにはちっとも惹かれない)
裁判の話が続きます。
『結婚の自由をすべての人に』
東京1次訴訟
10月31日に 控訴審の
第2回口頭弁論期日を傍聴してきました
控訴人お二人の意見陳述…
西川さんはご自身の連れ子とパートナーである小野さん(今回初めて「妻」と呼んでいました)の連れ子、3人のお子さんを育ててこられました。
お子さん達の気持ちに寄り添った時、同性婚や多様な家族への無理解はご自身の事以上に苦しかったのではないかと感じます。「妻」の小野さんによる6月第1回期日の意見陳述では私も溢れる涙を抑えきれませんでした。
ただしさんの意見陳述は地裁判決を受けてのものでした。婚姻制度とは異なる「別制度」の制定では差別を助長する結果にしかならないということを強調されていました。結婚に準ずる結婚として「準結婚」という言葉を使い、別制度が如何に無意味かがとてもわかりやすく説明されました。
【マリフォー 期日報告会】
「準結婚」をめぐっての差別表象についてもお話されています
https://www.youtube.com/live/_Gq3yMGpDHc?si=zbTc0N89HrhpFTEN
弁護士3名の意見陳述もありました
前回、次回期日日程を決める際に谷口裁判長は弁護団に向けてたくさんの「宿題」を出していました。それを受けて今回の準備書面のどっさり具合…。たった4ヶ月で、他の案件も抱えながら、「ちゃんと寝られてますか?」と思うほどのボリュームでした。
CALL4で公開されとるだよ
【東京一次・第2回】控訴人ら第1準備書面 以下
https://www.call4.jp/search.php?type=material&run=true&items_id_PAL[]=match+comp&items_id=I0000031
高裁の谷口裁判長は…
黒髪のショートボブ・スタイルが
清水晶子さんに似ている…
地頭良過ぎる感じも酷似している…
じゃなくて。
谷口裁判長は意見陳述する控訴人の話に真摯に耳を傾けている印象です。控訴人の顔に眼を向けてまっすぐ聴いている…法廷に居た多くの方も同じように感じているようです。
次回公開期日は令和6年4月26日10時半~結審する見込みなので判決は同年内に出されると思われます。
私ね、
谷口裁判長の判決文の内容に
ちょっと…いや、
かなり期待してしまっています。
小野さんは「期待するのが怖くなっている(けど期待しているw)」とおっしゃっていました。
「期待からは何ひとつ生まれない」
プライベートなことに関しては「期待するな」と懇々と自分に言い聞かせ続け、むしろ「最悪な結末」を一旦脳内で思い描き絶望を仮体験する。「最悪な結末」をベースに「ましな結果」として受け取り心を守る手法を私はとってございます。
ござったつもりが毎度、結局は期待して落ち込んでしまっているんですよね💦
他人のことに関しては「きっとうまくいく!!」と心底信じていられるのは我ながらポジティブな一面。とはいえ、結局他人事だからだ、と言われると…無責任なんだろうかと思ったり。誰のものであってもネガティブな結果に落ち込む程度は同じなんだがな。
にしても
今回はもう明確に期待感が止まらない。
私は東京1次しか追えていないのですが、東京2次訴訟 (第一審)の次回期日は今月末11月30日です。1日がかりの尋問期日。原告ご本人とご家族が法廷に立ち証言されます。
あらためて
次回の東京1次期日は令和6年4月26日10時半~
先の大法廷での4号要件への違憲判決も追い風になればと思います。実際、判決文は非常に勇気をもらえるものとし、弁護士団の準備書面にも盛り込まれるとのことでした。さらに大学の研究者たちの意見書など膨大な書面も提出されるそうです。
控訴人・弁護団のみなさんが、応援している人々の関心に感謝を述べられていました。
裁判があって→世論が変わり→裁判が変わる…好循環が生まれていることを肌で感じると弁護士のおひとりがおっしゃっていました。2019年の提訴当時とはLGBTQ+をめぐる世界が良くも悪くも激変していることを関わる多くの人が感じていると思います。
地裁の裁判官から「狭雑物(よけいなもの)」という信じがたい言葉を浴びせられたときのこと、
顔出ししないでいた小野さんがマスコミのカメラの前でマスクを外したときのこと、
胸がギューッとなった体感を忘れ得ません。
横断幕を掲げマスコミ向け入廷行動をする原告達の表情がちょっぴりずつ明るくなっている…私の希望的観測だけではない気がしています。沿道で応援する人、傍聴する人、関心を持つ人もどんどん増えていると思います。
結婚てイイことばかりじゃないよー
ただ平等な権利が欲しいだけ…
結婚する?しない?
選ぶ自由がない人がいないように
結婚の自由を全ての人に
本日もお読みいただきありがとうございました
【余談中の余談】
大法廷の判決日にソファでびよーんと伸びて漫画にテレビに極楽生活を送っていた病み上がり登校自粛期間の真ん中っ子。ふと、前回の定期テスト結果を知らん!と尋ねてみると、英語の点数が「二度見どころか三度見禁じ得ず」なもので…
夏に私が「カナダに住みたい」とか言うたとき「英語しゃべりたくないし」言うてた。(母もさほどしゃべれんし!)私への静かなる抵抗か?ある意味、親バカ風味でうがってみるのはよして…「あ、これはアレだ!難題すぎて全体的に点数伸びんかったパターンやね。」努めて前向きに捉えてみる
しかーし。
問題用紙そのものを見て思う「200点取れるヤツ…。」用紙を持つ手が震えました。
復習会をしよう!と提案すると全力で拒否されました。どうしたらいい?(誰に訊いとる)
そして数日後、31日は傍聴を共にした仲人の先輩方とランチをし(法廷でぎゅるぎゅる空腹音を轟かせたのは私です。さーせん!)その後は三女の保護者面談のためぴゅーっと帰宅。すると長女が家にいる。
「学級閉鎖だよー」
「まじかー」
感染症 四季を忘れて いとわろし
夏からずっと・ずっと・ずっと
感染症・感染症・感染症
もういらーん!
9月に観た映画『エリザベート』
物憂げで好きだった…
全国の受験生がとにかく健康で
決戦の日を迎えられますように
もとい。
裁判の日の夜は思春期肌にお悩みの長女と皮膚科に行き、「老人か?」と見まがうほどの大量の処方箋を抱えて帰宅…。祖母を思い出す。珍しく家にいる時間の方が短い半日を過ごし、裁判に嬉々とした気持ちもしばし薄れるぐったりの夜を過ごしました。
先日は学級閉鎖のなか三者面談があり…私の方がくたびれました。受験生、偉いわー。
時代か土地柄か、きっと両方の要素で私の受験生体験とは似ても似つかない様相です。学校も「こっちか、こっち」の2択しかなく、高校受験の勉強をした記憶もありません(それはどうなんだ)。長女はいまもって「ゲームばっかしてる」けど。偉い!(親バカ)
しかしだ、
ゲームに疎い私には、とりわけロープレ(ゼルダのなんしか)の面白みが全然わからん…。そして、長女のプレイを熱心に傍観している妹達は何を面白がっているのかがもひとつわからない…。ここでゲームクリエイターの配偶者が内から放つ鈍い光り…悔しい。(それが言いたい)
子の頑張りを見守り応援する立場にあって、自分のことで何かと身動きすることに躊躇が生まれます。こうやって子どもに寄り添い静観し続け「気づいたらおばーちゃん」ってのは避けたいなぁ。筋トレしようー(←)
(まだつづく)
半月ほど前だったか、鼻歌混じりに夕飯の支度をする私のそばに三女がやってきてケタケタと笑うのです。
「おかーちゃんが唄ってるー!」が理由だと。
なんだ!?アラフィフがaikoを口ずさんだらあかんのかー(僻めどもaikoとタメぞ。)
それとも何か?キーが高すぎてオクターブ下で唄われとる低音aikoナンバーが滑稽か?(それだ。)
にしても
aikoの肌年齢は時空停止過ぎる。
aikoはともかく、裁判について喜びを感じながらも、あまつさえメランコリックな気持ちに自ら拍車をかけてしまったこの秋、どんな風に気分をあげていこうか思案中です。やらなければ確実に良心の呵責に苛まれる。先々にシコリを残すようなことはしたくない。だから葛藤するまでもなく遂行して当然!私は間違ってない!よく頑張った!まごうかたなき自己信頼をよそに、苦しさに溺れそうになるこの弱さはどうしたらいい?(誰に訊いとる)
結審がある4月…
半年後の私はどんなかなー
長女は🌸サクラサクJK🌸一択!
私は筋力も精神力もアップして、より良い自分になっていられるよう前向きな自己信頼を持って過ごしていきたいと思う今日この頃
秋がお似合い
k.d.lang の美声に心を委ね
束の間の癒しを…
しゃー!
気分あがってきたー(単純)
NO MUSIC, NO LIFE!