前回のつづきになりますが、ここ茜社(あこねやしろ)にはメインと言ってもいい拝殿が2ヶ所あります。


同じ境内にあるものの、それぞれが別物として独立している状態。


ですから、境内入って御神木が中心にあるのですが、向かって右側が豊川茜稲荷神社(旧豊受稲荷大明神)







向かって左側が茜社。





前回の記事で紹介した控えめで優しい女性の神様がこちらにはいらっしゃいます。ちゃんと御眷属(お狐様)も連れてらっしゃいます。


こちらの方はやはり外宮に似たようなフワ〜っとした優しい御神気が漂っています。


で、今回紹介する豊川茜稲荷神社は正直、伊勢神宮よりも参拝に上がる数が多いです(笑)


家から車に乗って1時間で来れるんですが、ぼくは内宮はほとんど行きませんし、行っても外宮。なんなら外宮にも行かずここ、茜社とお稲荷さんだけ参拝して帰ることなんてザラにあります。


このお稲荷さんについては十分、書くだけの体験と情報は持っているのですが、この記事を書いてる本日もブログの斬新なネタ欲しさのためだけに行ってきました。


いやいや、お礼参りもしっかり兼ねてですけどね。ここのお稲荷さんには何度か助けてもらってるので。




まず、初めてこのお稲荷さんにちゃんとした形で参拝した時、「なんかわからないけど、ここ好きだなぁ」となって御札、お守りを授与したのが始まりでした。


入口は鬱蒼とし、来るものを拒み、お稲荷さん特有の「圧」がかなり強いものの、ぼくはそういうの気にしないタイプなのでガンガン突き進んで拝殿に直行したのが懐かしいw


この威圧感というものは、ここのお稲荷様の御眷属であるお狐さんたちによるものです。


3回目ぐらいだったかな、来た時なんかは御神気と圧が強過ぎて鳥居をくぐる瞬間に意識が飛びかけて、グワンと目眩がしたぐらいです。ほんとに倒れそうになりました。


ここの神様の見た目の話を少しだけします。今日も少しだけ見せてくれたので。(記事書く前に行っといて良かった)


ここにいらっしゃる御祭神は大きな白いお狐様で、自然霊(霊狐)から修行を積んで神様にまで神格を上げた方です。


なので、伏見稲荷のような眷属から修行を積んで神様(御祭神レベル)になったタイプとは種類が違います。


性別がもしあるなら男性的で、かなり厳格な神様です。「一見さんお断り」オーラは鳥居の外にまではみ出しています笑。


やはりそのせいか、毎回ぼくが行く時には人っこ1人いませんw


「あ、これは神様が私のために人祓いをしてくれたんだ!」とかそんなレベルではございません笑。


なんせ、外宮の隣にあるのだから人が流れてきてもおかしくないのに、ほとんど誰も来ない。来ても入口の圧にやられてひれ伏す(笑)


ぐらい眷属の数も多いですし、足繁く通う人しか来るな!という雰囲気が超あります。


ぼくはそういう雰囲気のところに惹かれて通ってますし、人が少ない鬱蒼したところに最強のボスのような神様がいらっしゃるのだから、こんなチャンスは早々ありません。


と、話が脱線しかけましたが、ここのお狐様は(神様)は白くてフワッと毛が特徴的で、顔も毛むくじゃらと言ったら失礼かな、顔にもフサフサの毛がふんわり生えています。厳しい男の神様の顔付きなんだけど、少し達観したご高齢というべきか、仙人に似たような雰囲気もあります。(ぼくが見た限りでは)


これは神様になってから相当な年月を過ごされてるからだと思います。手腕と言いますか、「デキル」顔をされてるのです。だけど厳しい一面も持っている。


だからこそ、願掛けしたら叶いやすい。ここの神様自体がかなり霊力強めな方なので…。


それと御眷属たちも修行を積ませてもらうために人間の願掛けを手伝っています。


んで、本日参拝に上がってお礼参りをした時のことです。


お酒をおちょこに注いでお供えし、祝詞を奏上、柏手を4発打った後だったかな…ぼくから見て左の方から、前脚を伸ばして右手(前腕の辺り)を結構強めに触られたんです。


おお…。


流石にこの強さで触られると「気のせい」とか「勘違い」では済まないので、御眷属かここの神様がお酒と祝詞を奏上したお礼に「わざわざ来てくれてありがとな」みたいな感じで、わざとわかるよーーーに伝えてくれたんだと思います。


これは流石に生まれて初めての経験なので、ブログ書くための取材で伺ったのだけど「いやぁ、来て良かったなぁ」としみじみ。


ちなみにここは茜社、豊川茜稲荷の御札が2種類ございまして、うちには豊川茜稲荷の御札を祀っております。


つまり、神様との信頼関係がある程度取れてる状態で、神棚から行くことを事前に伝えておくと向こうはちゃーんとわかるんです。こちらが何用で来るのかをね。


昨日アップしたYouTubeでは榊について話してますが、神棚や御札は神社の窓口としてつながってるよー。という話をしてるので、興味があればそちらも合わせてご視聴くださいませ。





今回の記事の内容がより深まりますので。


短めにしようと思ったけど、内容が充実してるので書ききれないですね…。


ここのお稲荷さんに助けてもらった話は御守りの記事に書いてますけど、2回目に参拝した時はドーン!って凄い勢いでお狐様が来てくれましたからね。


それはまた次の記事か、YouTubeで語ります(笑)


伊勢神宮と言えば、みんな内宮に行ってしまいますが、こちらの外宮の豊受大神様の眷属神として仕えていた神様(女神様)がいらっしゃる茜社を俄然おすすめします。


お稲荷さんに関しては、旧豊受稲荷大明神の名前を持ってるぐらいですからね。意味が深いですよね…。


保食神様っ同一神ですし、外宮では感謝を伝え、ここ茜さんでは願いを伝えるといいって言われてますしね。


マジで穴場です。


ああ、熱く語り過ぎた笑。