前回、神棚の起源についてまとめたので、まずはそちらに目を通してみてください。神棚や御札がなぜ祀られるようになったのか?知りたい方はどうぞ。
マジメな話が苦手な方はスルーで(笑
それでですね、今回は神棚を家に置くとどういうことが起きるのか?
実体験をそのままお伝えしますね。
(氏神様の御札)
自分は寺社仏閣は好きで元々参拝していたのですが、なんかフワーっとしてて何も感じなかったんですよね。
それこそ高野山に行こうが、どこに行っても何も感じず…多分、建物やその土地の雰囲気とか古い街並みに浸ってたんだなぁと。
記憶が正しければ奈良県は春日大社に撮影しに行き、しっかりと参拝したところから御札を買ったり、神棚を設置しようとなったんですね。
多分、その前に氏神様に行って挨拶をし、御札を授与したのが始まりです。
でも不思議と、この地で暮らすようになり、氏神様に挨拶をして宮司さんと仲良しになり、春日大社に参拝して神棚を置くようになってから、明らかに人生の流れが大きく変わったんですよね。
単純に趣味が神社参拝になったというのもありますが、今では週3〜5で氏神様に行くし、境内の掃除も何年かさせてもらってます。
話がそれた(笑)
神棚はないけど、御札を立てかけてお祀りされてる方も多いのではないかと思います。それはそれでないより、あるに越したことはない。
御札があるだけでもその神社の波動が部屋に充満するので御神気を感じることができます。
まずはそれだけでもいい。
でも、神棚があり、お供えがしてあり(水、米、塩、酒)、榊があると全然違うんです。
神棚があって、そこに御札が祀ってあり、さらに榊が置いてあると神様はそこに霊道を作り、自ら移動します。
今この部分を書いてる時になんかわからないけど、鳥肌が凄いです。止まりません(笑)
あ、決して怖い話ではないです。
神棚、御札、榊があると、その神社の御祭神、もしくは御眷属がその神社から見回りに来てくれるようになります。
凄い人だと、その神社の御眷属が神棚に本当に居座るようになるらしいです。
つまり、見た目は普通の神棚ですが、そこにはちゃんとその神社の御眷属がいて、あなたの家を守ってくれてるということです。
実は、我が家も一度だけ比叡山延暦寺で有名な滋賀県。そのすぐ側にある日吉大社に参拝をし、御札を3枚(神棚用、玄関用、厄除用)お受けした時の話です。
なんとですね、それから日がだいぶ経ってから京都の伏見稲荷大社に訪れた時のことです。
そこの摂社末社に日吉社がありまして、お社がたくさん並んでる中、そのお社の提灯だけが無風にも関わらず揺れてたんですね。神棚だろうが、神社の末社だろうが霊道を作れる場所があればそこを目安に飛んで来れますからね。
(完全に守りに来てくれてだんだなぁと)
それだけでも不思議なんですけど、日吉大社は行った瞬間に「あ、ここ大好き」ってなったからこそ、御札をお受けしたのですが…やはり相性の良い神社ってわかるんです。自分でも。
山岳系の神様や神社とは昔から相性が良く、自分の産土神や生まれた土地に深く関係があるのだと思いますが、趣旨とはズレてしまうのでその話はまた別の機会にしますね。
日吉大社も恐らくですけど、参拝して御札を神棚に祀るようになってから、眷属が付いてきてしまったのか。。。
それともさっき言ったように、そこの御祭神が御札(神棚)と榊を見つけて霊道を作り、自由に眷属を行き来させてくれるようになったのか。。。
ずっと守られてるなぁっていう感覚はあったんです、当時。
まぁでも、ちょっとした事情があって御札をぼくが些細なミスで返してしまったので…御眷属は恐らくもううちにはいないです。
日吉大社に関しては「あ、ここ大好き」っていう感覚は変わらないので、また近々参拝しつつ、御札を授与したいなと思っています。
御札って、その神社の神様の御神気(波動)に触れているので、それを神棚に祀ってると向こうはわかるんですね。
自分の波動が出てるところは一瞬で見つけてくれますし、そこに榊があればその生命力を使って霊道を作りますから、何かあれば飛んできてくれます。
言ってしまえば、神棚は自分専用のマイ神社であり、パイプとしては細いんですけど、その神社に繋がる窓口になってるんですよね。
神棚、御札=固定電話(波動の容量が多い)
お守り=携帯電話(波動の容量が少ない)
※波動の濃度、濃さに関しては同じです
みたいなニュアンスです。
御守りの記事でも書きましたけど、それが発信器になっているので、SOSを出したら必ず飛んできてくれます。
ただ、神様や御眷属との信頼関係を作れてるかどうかにもよります…。
あなたは神棚に毎朝、新しい水をお供えし、米、塩を新しいものに取り替えていますか?(毎日でなくてもいいので、1日、15日はお酒も置いてあげてください)
御眷属が飛んできてくれてもその神棚に古いお供えや、もしくはお供えがないとなると、来てくれなくなってしまいます。
神様や御眷属との信頼関係の作り方もあるんです。その説明をすると長くなるので、また別でしますが。
神社側では御札は一年に一回お返ししつつ、買い替えてくださいね。って言われるじゃないですか。
神様との信頼関係がちゃんと結ばれてて、お供えを欠かさずして、毎日祝詞を奏上し、お祈りしてたら御札は別に買い替える必要はないんです。汚れたり、破れたりしない限りはね。
御札に神様は入ってません。
御札は神様の波動を帯びた発信器ですから、それを目安に飛んできてくれた時に、あなたの自宅の神棚はちゃんとお供えがしてあるかどうか。
榊があるかどうか。
これが放ったらかしだと、1ヶ月もしないうちに神様は消えてしまいます。来てくれなくなっちゃいますね。
個人的な体感というか、感覚ですけどね。
御札と神棚を宿り木にして鳥のように飛んで来てくれるわけですが、ペットでいうならエサもない、水もない、食べ物もない。
そりゃどこかに行っちゃいます。
それなのに神棚に毎日「お金持ちになれますように」って、無理があるから。
お供えも何もない、しかも頼みごとばかりされる。友達だったらどうでしょうか?
初対面の人にいきなり頼みごとやお願いごとされまくって、仮にご利益があったとしましょう。
それで自分は夢を叶えてもらったのに、神様に「ありがとう」って感謝を伝えに行かなかったらどうでしょうか。
逆の立場になって考えたらわかりますよね、どんな気持ちになるのか。
それなのに人間は神社に参拝に行けば頼みごとばかりして、御礼参りはしない。自分よりも格上の存在にチカラを貸してもらってるのにね。
で、神棚に御札を祀って毎日お祈りしたり、感謝を伝えるのはいい。それが頼みごとばかりになって、お供えすら何もされてなかったらどうでしょうか。
それが飼われてるペットなら間違いなく脱走します。エサがないと困るからね。
お願い事や願掛けはするなとは言わない。でも、するなら信頼関係を築くのがまず先かな。そして先に神様を喜ばせないと。
願いを叶えてもらったらお礼に、純米吟醸酒以上ぐらいの良い酒を封切って、おちょこに入れてお供えしてあげてください。
神棚であってもさっき説明したように、お供えを毎日してる家庭なら確実に眷属か神様が見回りに来てくれてますので喜びますから。(酒を飲みに来ます)
神社で願掛けした場合はまた別なので、神社に直接お礼参りに行ってくださいね。行くと神様はとても喜んでくれます。
感じる人であれば、行った瞬間に向こうの感情がそのまま脳内にドーンっと入ってきます。
神棚でもこれに似たような作用は起きます。
喜んでもらえるとちゃんと御神気も出ますし、信頼関係が築けていると、部屋や家の空気感がめちゃくちゃ良くなります。
だから繁盛してる会社やお店で神棚を祀ってるところは空気が良いんですよ。
場の空気が良いと、自然と人が集まって来ますし、繁盛してきます。その場の居心地が良いですからね。
神棚に関してはまだまだ色々書けそうですが、長くなるのでまたの機会にします。