くら満荘@京都 鞍馬 | 外資系秘書の食べたい時

外資系秘書の食べたい時

外資系秘書が普段なにを食べているか、つれづれに書いていきたいと思います。

[注:このブログは、メグの個人的な好みにより評価されており、いいお店を紹介する目的で書かれたものではありません。 単に個人的な備忘録ですので、あしからず]

京都の夏は蒸し暑いです!

でも、鞍馬なら

と夕ご飯を食べに出かけました。

鞍馬といえば、紅葉なのですが、

青紅葉のライトアップやってました。


さて、肝心のお店ですが、
夜7時に鞍馬を下車したのは、若干2組。
人通りのない道に晩夏のようなひぐらしと
冷たい風。
田舎の旅館ですね。


今晩は8千円のコースをお願いしています。


玄関入ったところに特別に

席をつくっていただいて、

前菜を頂きます。


鱧寿司、稚鮎と蓮根に霰の揚げ物

汲み上げ湯葉とクコの実

枝豆とさつまいもの甘煮

豆腐の上には長芋、オクラ、ウニ

食前酒ならぬ赤紫蘇のジュース

どれも丁寧に作られています。


お椀は、鱧、茄子、冬瓜とじゅんさい。


お造りは、水晶仕立てで中に鱧と練り梅

山芋の蔓に

外には

鰹、ハマチ、マグロ

鮮度がよくてプリプリです。

金山寺味噌に載っているのは、

きゅうりのカエル。^_^


丹波の白ワイン

ちょっと甘口でした。


天然鮎の炭火焼

笹の葉を添えて焼き、香りを楽しみます。

ここで、四国のつかさボタンという日本酒を

頂きます。


鮎の塩焼きは、上からぎゅうぎゅう押すと

骨と身がほぐれるとかで、

その後、頭を背骨ごと抜いてもらいました。

蓼酢とはじかみと共に

香ばしい鮎を頂きます。


天ぷらは、芯が海老で海苔を巻き、

鱧で包んだ物

小茄子にパプリカ、カボチャに

長芋、とうもろこしを抹茶塩と天つゆで


珍しい鱧の卵を炊いたものと、

椎茸の甘露煮

雲丹、とうもろこし、オクラのゼリー寄せ

さやえんどうと生麩を添えて


ご主人のプレゼントで

鯛のあら煮も頂きました。


もう、食べられない!ところで、鱧の土鍋ご飯!

炙ったたっぷりの鱧

敷地内に生えているという茗荷の茎と三つ葉、

山椒も入っていて、美味!


赤だしと4種の京都のお漬物。


ここで、部屋の電気が消えます。

田舎の旅館だからなぁーと思っていると

ご主人がステキなデザートを

作ってくださいました。

大根の桂剥きで蝋燭風灯りを

添えてあるのは、

自家製のブドウ入りヨーグルトと寒天ケーキ

パイン、チェリー、キーウィ


ゆっくりお食事を終えると

外までお見送りしてくださいました。

もちろん、姿が見えなくなるまで、

頭を下げて。

なんだか日本昔話の一節のような

優雅な夜でした。