前からこの関連のお店は知ってたんですけど、確か、ランチがちょっと高めで入ったことがなかったんですよね。
ビルの上にあるのか、下にあるのか、ちょっと迷います。
地下一階でした。
降りていくと、ちょっと地方にありそうな、民芸調居酒屋の高級バージョンかな?と思いながら、入店。
入ったら、ちょっと(民芸調は当たっていたものの)おしゃれな隠れ家的お店。
テーブルが2つとカウンターに10人弱座れる感じ。
奥に半個室っぽいテーブルがあるみたい。
インテリアは、民芸調なんですけど、ライトがちょっとモダンでポップだったり、エアコンも近未来的だったり。
不思議。
和牛を焼くいい匂いがします。
確か、そばが800円とかいうの、表のメニューで見たような気がするけど、
メニューみたら、もっとお得感のある、丼付きメニューとかもあります。
うーん、やっぱり、値下げしてる感じだなぁ。
この不況で、先行したのは、ランチの値上げをしたお店。
後攻は、ちょっとランチの値を下げてます。
でも、ここは、ちょっとだけ高いものにターゲットをおいて
自家製豆腐御膳、1200円。
あとで、ネットで見たら、接客もいいようなことが書いてあったけど、今日は少なくともそんな感じがしませんでした。
ちょっとぶっきらぼーで。
お客さんも先客がひと組だけだったのに、ちょっとねぇ。
質問しても、あまり詳しく教えてくれない。
わかったのは、
豆腐を自分でつくらなくちゃいけない。
他に3皿くらい付くらしい。
ってことだけ。
ちょっと、びびりましたが、前に自分で豆腐を作ったことがあるので、やっぱり、それにしました。
まず、番茶。
そして、小さな蠟燭を燃やして、小さな鍋で豆乳を煮ます
火が消えたころに豆腐ができあがってるという趣向。
たれにつけて食べます。
これが、なんとも言えずに美味!
甘い豆腐、ちょっと中華風でもあるような不思議な味のたれ、
3皿というのは、
玉子焼きに粗く作った大根おろし
サラダに鶏をのせ、ゴマドレッシングをかけたもの
大根を煮たもの
お味噌汁は、若布だけど味噌がなんとも美味しい!
そして、ご飯のおいしさは、特筆もんです。
両方ともお代わり無料だとか!
すごいなー。
もっと、説明すれば、お客さんもこれを選ぶのに。
しかし、和牛を使った料理とか、お蕎麦も美味しそうです。
夜は、6000円から。
うーん、次は何を食べるか迷うなぁ。
で、お勘定と箸袋(なんと!ここのお箸は、お持ち帰りできるんです!)を置いていくので、もう終わりかと思えば、コーヒーとデザートがまだ出ます、ですと。
このあたりの接客と言い、好きな人が来ればいいんですよね、っていう雰囲気にあふれている。
とにかく、
コーヒー。
御湯呑みたいなのに入ってくるんですけど、これも美味しい。
いいコーヒー(南蛮亭辺りで仕入れたのかな?っていう感じの)で、ちゃんと入れてあります。
デザートは、ヨーグルト・ムース。
うーん、箸もプラスチックっぽいけど、きれいな模様の塗箸で、CPいいですよね?
(あとでよくよく見たら、木製で、たぶん、本物の漆じゃないだろうけど、合成漆っぽい生地にデザイン画つき。)
今度は、そばと丼もので800円というのを試したいけど、それも箸付きだとか。
なんとなーく、悪くてしょっちゅういけないような感じですよね。
でも、行くけど。
久しぶりに当たりのお店でした。