少し前、会社で東南アジアセミナーを企画・開催しました。今までもセミナーやラウンドテーブル（講演の後にパネルディスカッション）を企画・開催してきましたが、中には失敗もありました。でも、今回は明らかに今までと違ったものでした。
東南アジアから5名が来日して講演いただいた、全体会議の後に国別のミニセミナーセッションを行った、国別セッションの部屋は東南アジアの国のポスター、置物、お菓子などでその国の雰囲気を醸し出した、などの従来に無い試みを行いました。
参加者から評価いただいたのは、そのような初の試みだけではありませんでした。まずは、講演内容と配布資料のコンテンツが良かった。その上に、東南アジアらしいワークショップの部屋を小グループに分けられた参加者が回るというのが、質問もし易いし、他社からの参加者とのネットワーキングができて良かったというフィードバックがありました。
今回のセミナーについては、何ヶ月も前から営業とマーケティングの私で討議を重ねて構想を練ってきました。東南アジアから大勢の講演者をいかに日本に呼ぶかがポイントでしたが、ある情報から日本に呼ぶアイディアが出て、それを実現させたわけです。
セミナーの詳細を詰めるにあたって、日本のチームで何度もブレストを行い、また東南アジアのトップとも毎週電話会議で討議を重ね、東南アジア側のチームでもブレストを行う、という方法を取りました。
このように関係者を上手く巻き込んで進めた結果、いろんなアイディアを盛り込んで、当初計画より良いものになりました。
東南アジアから飾りつけ道具やお菓子を持ち込んでもらって飾りつけを行う、前日と当日のリハーサルというギリギリのタイミングまでコンテンツを見直すなど、手間暇かけました。準備の時間が足りない状況でしたら、全員が一丸となって対応した結果、非常に良いアウトプットが実現しました。
ターゲッティングやセミナーのテーマの絞り込み、集客や出席者へのリマインド、事前に出席予定の人に聞きたい内容を聞いてそれを参考にしながらコンテンツ化、というマーケティング面での対応もさることながら、チームワークが今回の成功の最大の要因だと思います。
LinkedIn（リンクドイン）にも本件を題材にした記事を掲載しています。
3 Key Factors for Successful Seminar – Marketing Perspective
5 Key Factors for Successful Teamwork Performance