タイトルの趣旨のイベントをダイアモンドの取材・ネット記事で知り、9日(水)、参加しました。
このイベントは、企画・開催組織の発起人の司会による、記事の方含む6名のパネリスト(厳密には1名はファシリテーター)でした。
「面白そうだし、ちょうどスケジュール的に空いている」と申し込んで当日、行ってみると、パネリストの大半は大物でした。特に驚いたのは、2名のパネリストは、現職に落ち着いた際の2回目の転職時に、色々と悩んで多数の本を読んだ中の2冊の著者だったことです。読んだ本の中でも、印象に残っていた部類の2冊です。
ネット記事で取材されていた人は、以前に、直接はお会いしていないものの、お会いした人が言及されていた方だったことを思い出しました。
世界は案外、狭いものです。
以前は、最初から外資系、もしくは私のように日系でキャリアを開始した後に外資系に移ってそのまま、というパターンが大半でしたが、元日本GEのトップや元日本コカコーラのトップのように、日本企業のトップとして転身されるケースが出始めています。
日本・日本企業の再生には、日本企業の経験のみの人々では限界があります。そのような人材を受け入れる環境が整うには時間がまだ、掛かりそうですが、外資系でグローバルマネジメントを身に着けた人の経験が必要となってきているようです。それが本イベントの背景です。
私は別の観点から、日本・日本企業の再生に関与しているとさせていただきます。
先月の20日に発売になった本の「あとがき」に、私の名前も入っています。
日本企業はモノづくり至上主義で生き残れるか---「スーパー現場」が顧客情報をキャッシュに変える [単行本]