国際化・グローバル化とは日本だけの問題? | ポストコロナのグローバル社会で生き残り、ワンランク上の生き方を手に入れる

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ネット上での皆さんの投稿の中で、「ソーシャルメディアでもグローバル化が来そうなので、今年は英語を勉強する」といったものがありました。



国際化・グローバル化は何年も前から言われてきていることです。ここ数年で、「グローバル人材」と合わせて更に言われるようになってきています。しかも日本で特に言われていることのように感じます。



International(国際的)、Global(グローバル)という言葉はありますし、特にグローバルは仕事でも良く使います。



しかし大学時代の英語の先生(後に卒業論文で指導いただいた米国人の先生)は、「英語ではInternationalization(国際化)という言葉は無い」とおっしゃったことを、今でも非常に良く覚えています。



これは、島国根性の日本にだけ存在する言葉なのかもしれません。 鎖国をしていた日本と違って、いろんな国との交流はもちろん、国を越えた移住・留学・国際結婚なども普通に行われてきた国・地域にとっては、“国際化”、“グローバル化”というのは当たり前のことであり、その概念を表す言葉は存在しない、使わないのかもしれません。そういえば英語での会話や読み物では確かに、InternationalizationGlobalizationといった言葉は見ませんし、私自身も使いません。



今までのブログ記事で「国内、海外を分けているのは日本くらい」と書きましたが、国内と海外を分けるという考え方が無くなり、また「井の中の蛙」でなくなった結果、“国際化”、“グローバル化”といった言葉を使わなくなってこそ、日本はグローバル化を果たしたと言えるのでしょう。



英語は、国境を越えてコミュニケーションなどを行う際の“手段”としては必要です。でも、英語力=グローバル性というわけではありません。



私はネット上で知り合った友人(国籍問わず)から「日本と世界の架け橋的な存在」と良く言われるものの、やはり日本在住の日本人です。「国内」「海外」区分する、日本中心でも物事を見るといったことがあります。しかし、そのようなことは意識的に排除して、自分に課せられたことを確実に進めていくことを、今年の主要取り組みにしたいと思います。