こんにちは
最近のパリは、午後になっていきなり激しい雷雨の日が時々あり、
なんだかよくわからないお天気です
ベランダの洗濯物も濡れてしまうし。。。
でも、今日はずっと晴れているようなので、安心して洗濯物を干し、
朝から公園に行って娘を放牧してきました
パリ郊外の我が家は、パリ市内と違って「洗濯物をベランダなど外に干してはいけないルール」がないため、
(パリ市内は景観保護のためNGのようです)
気兼ねなく洗濯物をお日様に当てて干せて、これはとっても私の中で嬉しい
これも郊外に引っ越して良かったポイントです
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さて、ひとすじ縄ではいかないパリの妊婦健診。
前回の続きを書いていきたいと思います
やっと血液検査までたどり着いたのに、
まさかの絶食が必要で出直しになった私。
指示通り絶食の上、翌日の朝9時に出直しました
言わずもがな、またまたベビーカーを押して・・・
機嫌が悪い桜ちゃんをビスケットで釣って
上の子がいての妊婦健診がこんなに大変だって、なかなか考えも及びませんでした
(まぁ1度で終われば頑張れるのですが、こう連日何度も通院となるともうゲッソリ)
受付などの流れは前日に一度やっていたのでバッチリ。
そして、血液検査室の順番も抜かされないように、完璧スタンバイ笑
しばらくして、検査室に呼ばれました。
ここでは、採血の前にまたまたいくつか質問が。
●妊娠しているか?
●血液型は知っているか?(フランス人は自分の血液型を知らない人も多いのだとか)
●今までに輸血はしたことがあるか
などを聞かれました。
輸血のところで、フランス語の専門用語をすっと理解できなかったのですが、別の言葉で言い直してくださったので問題なし
採血の担当のお兄さんは、「あなたは日本人?」と聞いてくださり、
「フランス語上手ですね!今は仕事してるの?あー、毎日お子さんの面倒をみてるんだね、でもね、それだって立派な仕事だよ!僕はすべてのママンの仕事を尊敬するよ(ウインク)」
と、とってもフレンドリー。
私のまったく完璧でない、時々おかしなフランス語を褒めてくださる、優しい優しい方に会うと、
とても嬉しくなってしまいます涙
だがしかし
そこで安心したのもつかの間。。。
今日はこれだけ血をとるからねー!と持ってきたボトルの量が異常に多い。。。
7本くらい、ありました。。。
今までそんなに血を採ったことない気がする
ツワリ中から貧血っぽくて、フラフラしている私。
大丈夫かしらと一抹の不安が・・・
そして、採血開始。
私、別に注射が怖いとか全然ないので、普段採血に対する恐怖心もまったくないのですが・・・
いかんせん、普通の人より血管が細い、出にくいとよく言われるタイプ。
お上手でない人に当たると、めちゃくちゃ痛いあげく、全然採れないのです
前回の妊娠時の健診で通っていたクリニックのベテラン看護師さんが、
とーーーっても採血が上手で、マジックのように痛みもないうちに終わっているというような感じだったので、
私、すっかりそんなこと忘れていました
そしてこのフレンドリーなお兄さん。
「お上手でない」パターンだったー
右腕に刺された瞬間に「痛っっつ」と思ったものの、我慢していましたが、
途中で
「あれー、、、おかしいな、ごめんね、止まっちゃったから、もう一箇所刺しますね」
と今度は左腕にブスリ
しかし、それも失敗し、
「ごめんねー、これが最後だからもう少し頑張って!」と、
左腕にもう一箇所ブスリ
なんとか必要な量の血を採れたのですが、
止血の絆創膏の貼り方もこのテキトーさよ爆笑
もう、おもしろくなってきてしまい、帰ってきて写真を撮りました
が、帰宅後どうもジンジンとやけに痛いなぁと思ったら、
採血した跡の周辺が紫色〜黄色(!?)に広く内出血。。。
痛すぎて、半日保冷剤を当てていました
そして大量に採血したから、その日の午後は本当に具合が悪かったです。。
採血後にここまで酷いことになったことなかったので、びっくりー
ちなみに、内出血はその後5日ほど消えませんでした
痛かったし、半袖の日は会う人にびっくりされました
これは別にフランスだからということはなく、
たまたま下手っぴな方に当たってしまった私がアンラッキーだっただけだと思いますが
でも、ヨーロッパ人とはかなり体格も違う日本人女性。。。
医療者にとっても「慣れなさ」というのはもしかしたらあるのかもしれないですよね。。。
どうなんだろう。
例えば、日本人は欧米人と比べて、
体質的に乳腺炎になりやすいという事実があるとある助産師さんから聞きました。
なので、日本では多くの産院で行われているような母乳マッサージや、丁寧な授乳の指導も
フランスではめったにないそうです。
ちょっと話は採血から飛躍してしまったかもしれませんが、
医療の質というところで、これからこういうギャップにも直面していくことになるのかなぁとも感じています
日本と同じ!を期待しているわけではないので、小さなことなら別に良いのですが、
そんな環境で、どうか無事に出産できますようにと改めて思うのです。。
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そんなこんなで、痛い思いはしつつもなんとか終えた血液検査。
ですが、これで無事に終わってはいなかった衝撃の事実を、
数日後に産婦人科の先生からの電話で知らされることとなります
かなり厄介なことになってしまった話は、また次回に。。(まだ終わらないーー)
もうまったく、フランスで何もかもスムーズにいくことなんてありませーーん
日々、鍛えられていると思って、なんとか頑張りたいものです涙
meg