昨日は、約一ヵ月ぶりの診察で、大学病院へ。
 
 
新しく担当していただく先生との診察。
気づかなかったけど、手術にも入っていただいてたそう
 
 
病理の結果と今後の治療について説明があるので、昨日は夫に同伴してもらう。
 
 
1時間半待ちからの
1時間15分程(最後の予約だった)みっちりと
 
和やかな雰囲気で広く先生の見解をいただいた。
話しやすい信頼できる先生で良かった!
 
 
 
病理の結果は、想定していたとおりのもの
 
・浸潤がんの特殊型に分類される「粘液がん」比較的進行がゆっくりなタイプ
・リンパ節転移・リンパ管侵襲なし
・T1 N0M0  StageⅠ
 
 
摘出した細胞をカラー写真で見たけど、こんなんなんだーと、あまり見ていたいものではなかったな。
 
 
<今後の治療>
 
・ホルモン療法として、今朝からノルバデックスの服用開始
 (がん細胞がエストロゲンを取り込まないようにするための全身治療として、10年服用推奨)
 
・放射線治療(局所治療として)
 来週中に放射線科にて診断、週5日×5週間の通院治療を予定、GW後早急に開始したい
 
 
主な副作用を確認。5月はチャレンジングだな。
 
 
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ノルバデックス20mg
 
 
正直、どこかで運が良かったと思っていたけども、先生は、不幸中の幸いであって
 
以前の状態に戻らないということ
 
を受け入れていくこと。
その大切さをおっしゃっておられた。
 
 
これはスーっと入ってきたな、「抗わない」ことなんだと。
 
 
わきのしびれ、傷、動けない日などを、以前のように戻そうとするんじゃなくて、それを受け入れていくものなんだと腑に落ちました!
 
 
 
 
がん治療に対して「人間だけが抗っている」と反応があったけども...リテラシーを掲げるわけじゃないけど、自分のQOLを選択すればいいじゃない真顔
 
 
脳の記憶のキャパシティ(ワーキングメモリー)からか...
 
忘れたくない思いや出来事があっても、時が過ぎると、どこか遠くにその記憶が行ってしまうこと、忘れてしまうこと、ありませんか?
 
 
最近は「日付」を通して、自分の中の深い記憶を「思い出す」ことで、より自分の奥へと「刻まれていく感覚」感じてます。
 
 
メモリアルな日。
 
 
時には、次の世代に、事実や教訓(価値観の押し付けではなくて!)をつなげていくためにも、
 
その日に思い出し、語り継いでいくことって大切なんだとも感じてます。
 
 
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私の中の新しい記念日、3月3日。
 
 
自分の体内に、長い時間をかけてつくられた癌細胞を取り除いた日。
 
 
今もヒリヒリといや〜な痛みがあるけども、この傷跡に刻まれた「記憶」というものができたように思います。
 
 
誰かに自分を証明するのを終えた
 
 
主に、亡き父に対して、自分を証明しようとしていたんだと思います。
 
父への喪失感を癒やしきれてなかったので、特に仕事において、父を投影することが以前は多かったように思います。
 
 
手術で癌細胞を取り除いたことは、仰々しい言い方かもしれないけども、
 
証明しようとしていた自分と「訣別」できたと感じています。細胞レベルでの訣別!
 
 
この傷跡が、バウンダリー(境界線)を引いたという、自分だけのシンボル。
 
 
ガンになったのは、バチが当たったからではないと思いますよ...
 
 
もうすぐ来る父の命日、去年とはまた違う迎え方になりそうだな。
 
 
 
 
 
 
 

退院からちょうど一週間。

今日は受診日。

 

 

退院する朝、

担当医が診察後に直接、部屋まで来てくれて、

 

「来月、他県に異動することになったんです」と。

 

 

ひぇ〜、ホントに?笑い泣き

 

大学病院は異動が多いそうですが...

 

 

先生とは、信頼関係ができてたし、癌を早期に発見して、手術までスムーズに執り行っていただいたので、感謝しかなく。

 

 

明るくて、論理的で、明確な説明がすごく良かったので、とても残念に思いました。

 

(10年治療している間に再会できることを願ってます)

 

一旦、今日が最後の先生の診察!

 

 

 

 

<診察>

 

・乳房とわきのテープをとり、傷口はとても良好な状態

・わきの痺れには、アイシングを

・テープを貼ると傷跡がキレイに治るそうで、マイクロポアサージカルテープを院内コンビニで購入

・今日から入浴OK

・ヨガなどの運動OK 傷口が裂けるようなことはない

 

 

来月初旬には、病理検査の結果が出るので、

 

次回の診察では今後の治療方針を確認することになる。

(家族同伴で説明を聞くことが望ましい)

 

先任准教授に引き継ぐとのこと。

 

 

 

 

<私から確認したこと>

 

・次の放射線治療において、治療そのものに免疫を低下させることはないとのこと。

 

→ 日本放射線腫瘍学会 「放射線治療後の免疫力」

 

 

・コロナワクチンについては、先生は打つ予定。医師たちの間でも、様々な考え、意見があるよう。

 

・今後のがん検診では、乳がん検診は当病院で行うので、それ以外の項目で受けることを勧められた。

 

 

テープ外した時に胸を見て、きれいに手術していただいたんだと、有難かったです。

 

改めて先生にお礼を伝えさせていただきました。

 

 

 

帰りは、久しぶりに家まで歩きたくなり。

曇ってたけど、やっぱり歩くと清々しい。

 

 

うっすらピンクの桜が、優しく咲き出していました。

 

 

2021年3月3日、雛祭り

 

手術当日の朝は、よく眠れたので爽快でした。

 

 

→2021年1月20日 乳がんと告知

→入院した日の記事 手術前日

 

 

この手術で、乳房部分切除とセンチネルリンパ節生検をします。

 

 

9:00 am 絶飲食に入る

 

10:00am  点滴を行うむかっむかっむかっ

「血管が見えているのに、針が当たらない~逃げてしまう~」とのことで、看護師二人交代後、医師登場、6回目でやっと血管に入る。痛かったーーー!

 

 

1:50pm 前の手術がかなり早く終わりそうと連絡入るが、手術センターからの指示待ちとのこと

 

2:10pm   至急手術室へとのことで、手術着に着替え、マウスピース装着。看護師さんと歩いて移動

 

 

2:30pm 別階の手術センター受付へ

中に通され、たくさんのスタッフが忙しく動き回っていて、グォーっと空調音も響いてて、騒然たる光景に圧倒される感じ。ずらーっと手術室があって、何だかオリンピック会場に来たように思えた。

 

 

確か...手術室は9番。

 


手術室前の椅子に座って、寒さを感じながら、担当看護師さんと最終チェックしていたら、麻酔の先生がやって来て、昨晩に引き続き、おもしろ話をしてくださり緊張が和らぐ。

 

 

いよいよ、手術室の扉が開く~

 

裸眼だからよく見えなかったけども、広いと思った。

 

8名くらいのスタッフの方が並んで出迎えてくださり、「よろしくお願いします!」と挨拶を交わし、

 

 

手術台そばの椅子に座り、手術着を脱ぎ、衣を当ててもらい、手術台に寝て。

 

見上げれば、ドラマによく出てくるあのライトが少し眩しい。

 

 

主治医(F)、麻酔の先生(M)とで「美人」の話で盛り上がり、和やかな雰囲気の中、酸素マスクを当てがわれ

 

「10秒もしないうちに眠くなるからね」と。

 

 

 

 

「手術、終わりました、成功しましたよ~」

 

と、主治医の声が聞こえてきて、ぼんやりと意識が戻り。

加えて、転移もしていなかったと聞こえた。

 

 

チューブを口から抜いた時だったのか、既に抜かれてたのか覚えてないけども、


急に呼吸が苦しくなるも、「深呼吸してー、大丈夫だよー」と麻酔の先生の声も聞こえてくる。

 

 

これが、目覚めたら手術が終わっていた!ということか~

 

視界に、色んな人の顔が見えてきて、「ありがとうございます」と首を振ったのを覚えてる。


先生方とは手を握り合ったと思う。この病院で手術してもらえてほんと良かった。

 

 

右側にストレッチャーが運ばれていて、「移れますか~?」の声に、ヨッと自分で動けたのがちょっと嬉しかった。

 

 

リカバリー室でしばらく様子をみてから、ストレッチャーで病室に運ばれ、

 

 

しばらくしてから、フットポンプ、尿道カテーテル、点滴されていることに気づく。

 

 

再び寝る...

 

 

8:00pm  目が覚め、家族と通話する

手術が終わってすぐに主治医から電話連絡があったとのこと。みんなの声を聞いて、また安堵する。

 

 

消灯前に、麻酔の先生が部屋に様子を見に来てくださり、お礼を伝え、色んなことをお話しできて楽しかった。


この時点では、気分爽快(むしろハイ)だったな。

 

 

 

 

この夜、担当していただいた看護師さんには特にお世話になりました。

 

翌朝まで、定期的に色々看ていただき、本当に有難かったです。

 

 

お顔を拭いたりしてくださいと、ホットタオルをくださり、ローションもいりますよね、と洗面台から持ってきてくださる細やかな対応。

 

 

水分を摂れるのは、術後6時間経ってから。既に空咳が出ていて。

冷水と白湯をくださり、久しぶりにのどから潤って幸せだった。

 

 

しかし、このあたりから、だんだんと吐き気や頭の痛さがでてきて、痛み止めをもらうも、その夜は....

 

 

寝て、気持ち悪くて目が覚め

 

のインターバルえーん

結構唸っていたので、個室で良かった。

 

 

そうして、朦朧としたまま翌朝を迎えました。

 

 

 

 

 

術後の記事

 

 

 

 

 

昨日、退院しました。

手術は無事終わり、リンパ節への転移は確認されなかったとの事。


安堵と共に、術後はむしろ気分爽快(少しハイだったな)でした。



それが、

夜中から、傷の痛みは感じないものの、麻酔の影響が残り、、咳、そして、ひどい頭痛と吐き気に襲われ、鎮痛剤が効かず、フラフラ。



私の前に手術された母の年齢くらいの方は、翌朝の診察では既にピンピンされていて、朝食も全部食べられました!と見事な回復。


みなぎるバイタリティー、うらやましかった、とても〜〜





麻酔科の先生によると、体質によって麻酔薬への影響は違いますよと、面白おかしく回診の度に元気づけてくださり...


自然に良くなるから、自分が元気になることをすればいいんだよ、自分がしたいこと、食べたいものを食べることが大切だよ、と。




帰宅してから、使用許可をもらってたバファリンが奏功したのか、、昨晩から、ようやく食べ物が入る状態となり、動けるようになってきて、ホッとしてます。



免疫力が低下してるんだろうなと感じるので、しばらくは外出せず、うちで安静に過ごそう。



術後はとても苦しいものだったけど、


先生もおっしゃってたとおり、ガンはしっかり切除していただいたこと、本当に良かったなと思ってます。

主治医や医療チームへの感謝は尽きないですね。



今は傷にテープが貼られていますが、痛みもなく、仕上がりも良さそうです。そして、腕もしっかり上がる!


また綺麗なビーチに行きたいな〜と思ってます。




治療は10年続くものですが、罹患して治療が始まってみて、やっぱり、


生きるということに、私の中で新しい向き合い方が加わったように感じてます。



手術当日のことは記事に残しておきたいなと思ってますー




素敵な週末お過ごし下さい!