忙しい!月末に!いらん仕事を増やすなYO!

新システムの利用法、聞いてないおじさん相手に同じこと説明するの3回目なんですけど、もうアシストしなくて良いかな…。

 

ところで。

 私「係長~2時間潰すために映画観るならサメ映画とジブリどっちにします?」

係長「サメ映画は難しいこと何も考えんで良いからなぁ…」

 私「成程~ありがとうございます!」

…と、観てきました。地上波とかBSでMEG1作目は視聴済。

 

そして「世にもかっこいいハゲ主演のサメ映画観てきたよ」って母に言ったら、「またサメが地上まで来るのか」ですって。そのサメはミミズと掛け合わされて地中を移動するサメですね。

私のせいでそんないらん知識付けてしまった母が愛おしい。

 

「MEG ザ・モンスター2」(2023)

 

・ジョナス(カタギ臭がしない強すぎる警備員パトリック元MI6)

メガロドン退治で一躍有名になったタフネス。

メガロドンを飼いならせる訳ねーだろ!とジウミンのプロジェクトには否定的。

 

・ジウミン

前作のメインキャストだった父姉とは別れて自分で事業を起こした人。

メガロドンの子供を捕獲してハイチなんて名前を付けて躾を施したらしい。

こやつもなかなかの豪運・フィジカルお化け。

 

・メイイン

えっ、前作でヒロインだった海洋生物学者ママが死んじゃったの?何故?事故?(~2021とのこと)

キャスティングの大人の事情とはいえ孤児になって、叔父に育てられている14歳の賢め少女。

 

・DJ

前作では後方支援組だったけど、あんなことに巻き込まれて思う事あったのか、体を鍛え、緊急時に備えた装備を欠かさない。バリバリの肉体派にジョブチェンジしてた。

得物はテーザーガンと50口径。

 

・マック

マナワンのチームのリーダー。

前作に引き続き登場してるのでDJと同じくジョナスの安全地帯。

 

・ジェス

マナワンのチームの一員。

こいつ、怪しいと思ったんだよな。

恋人とそのボスの計画の為にマナワンに潜り込んで、事故に見せかけて潜航組まるっと殺すつもり。

 

・ヒラリー

ジウミンのマナワン計画に多額の資金を援助したスポンサー。

海洋資源保全とかマジでどうでもよくて、海底のレアアースの盗掘にいそしむ女ボス。

 

・モンテス

ヒラリーの手下で、隠蔽のために平気でお仲間を見捨てて爆殺するやべぇ奴。

ただし恋人のジェスが殺された時はショックで唖然としてた。意外と普通の人かも。

 

・ハイチ

ジウミンが躾けたメガロドン(雌)。

クリック1回で「こっちに来い」、クリック2回は「あっちに行け」、一応その通り動いているように見えてはいるけど実際躾に成功しているかは謎。

繁殖の末、妊娠しているかも…と3へのいらん伏線を孕んで海の彼方へ消えた。

 

・ピピン

ファンアイランドでバケーションしてた中華な金持ち姉ちゃんの愛犬。

可愛い。

勿論わんちゃんは生き残る。

 

なんでいきなりUnder Pressure?

 

アメリカでのこの映画の立ち位置は分からないけど、見事にステイサム以外の俳優さん知らないな~って。あ、でもマックの人はホブス兄の人だったわ。

エクスペンタブルズみたいなオールスターとまでいかなくても、「キャッシュトラック」でさえ脇にもう少し知名度ある(と思う)俳優さん出てたよなぁと。

 

序盤~中盤は正直サメより深海の水圧と酸素不足の方が怖い。探査機2機で海底に潜ったは良いけど、ヤバいの見つけるわ、裏切り者のせいで浮上もできないわ、残り少ない酸素で歩くしかないのにトラブル続きで仲間が4人次々死ぬわ…ぽっと出の仲間がサメに食い散らかされても特に何の感慨もないけど、あとちょっとの所でで頭から圧壊したのにはうわエグってなりました。

こないだタイタン号が圧壊したじゃないですか。あんな感じで海の底って底知れなく恐ろしいところだなって思いました。

サメ映画観てる筈なのに!

 

潜り込んでたスパイのジェスもなーんか怪しくて。ステイサムが裏切りにショック受けてたけど正直さっぱりだった。どうせなら1作目から出てる人じゃないと「こいつが…!?」感あんまりないよね。

 

一般論ですけど何もかも新しい1に比べて、2って詰まんないことが多いんですよね。

…で、やっぱり1の方が面白かったなって。

1はまぁ終始VSメガロドンなんで、ちゃんとした( )サメ映画だなぁ~!って感じだったんですけど、今回は一番めんどくさいのは人間。

前回みたいな冒険心からの事故じゃなくて、レアアース掘るための爆破で海溝の底に大穴が開いて熱水層から往来自由になったせいでメガロドンだけじゃなくなんかデカいクラーケンみたいなのとか、超肉食の水陸両用コモドオオトカゲみたいなのまで地表に出てきて散々食い散らかしてくれたので、なんか脅威がバラけてサメ映画って感じが薄まっちゃったんだよなぁ。

 

でもちゃんとサメ映画のお約束は踏襲されていて、水着ギャルも水着ガイもムシャムシャ食われるし、いらんことしいの味方はいるし、わんちゃんは助かるし、悪い奴はむごたらしく死ぬし、サメも爆破されます。

槍で脳幹ブッスリてのもいたな。これは珍しいパターン?

序盤は面白くて、中盤はダルくて、後半はステイサムの無敵っぷりがハラハラドキドキ面白かったので、トータルでは及第点以上かな。

 

夏にオススメの、何も考えずに安心して観られる映画でした。