野口久美です。

 

マイヒストリーの続きです。

 

 

【マイヒストリーを最初から読みたい方はこちら】

・ 活発な女の子、夢はお絵描きやさん【マイヒストリー① 幼少期】
 
【前回の記事・マイヒストリーはこちら】

・ ネットでの基盤作り、ガーゼ専門店、曼荼羅との出会い【マイヒストリー13】

 

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2017年12月、アートで活動したい。

 

何度も諦めたけど、諦め切れていなかったアートへの道。 

 

 

「うちにも赤ちゃんがいたら、みりいさんのガーゼを使いたいです」

   

というお声もたくさんいただいていて

ガーゼだけでなく、アートで癒しを届けることができるなら、幸せだなぁって思いました。

 

 

 

アートをやろう!と決めた矢先、衝撃的な事がありました。

 

 

そのことを経て

「自分のやりたい」から「地球のこと」へ一気に視野が広がりました。

 

 

最初は戸惑いも多く

 

私には何ができるんだろう

この出来事に出会った意味はなんだろう

 

という思いと共に

 

 

好きなことをすることへ対しての罪悪感

生きてることへ対しての罪悪感

 

人がする全てのことが

地球にとっての悪としか思えなくなり

身動きが取れなくなりました。

 

 

家をきれいにして

毎日手を合わせるのが、精一杯。

 

色々と考えさせられることもあり

4ヶ月ほど、そんな生活が続きました。

 

今振り返っても

人生の中で一番、生気を失った、どうしていいか分からない時でした。

 

 

 

 

正しさを求めて、動いていました。

 

何が正しいの?

何が正解なの?

 

 

情報収集しました。

 

私ができることって、なんだろうって。

 

 

 

子供たちと自転車でお出かけしたり

 

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阿蘇であった

きらめき(間伐)に参加したり

 

 

友達と一緒に

濾過装置を作ったり

 

 

EMに出会ったのも、この時。

 

 

オーガニックを広げたり

 

 

家庭菜園を始めたり

 

 

 

そんな私をみて

ひなたが休みのたびに、外に連れていってくれました。

 

 

いろいろ連れていってもらったな。

ありがとね。

 

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4ヶ月たった頃から、

やっぱり自分で仕事をしていきたいっていう気持ちが湧き出てきて。

 

アートもやりたいっていう気持ちもなくならず

 

 

いろんなところに顔を出し

何かしら一歩、抜け出す道に出会うため、必死に動いて、探っていました。

 

 

やるなら中途半端じゃできないと思い

”経営” を学ぶことを視野に入れました。

 

 

事業として立ち上げれるくらいに、なるぞ、と。

 

 

このどうしていいか分からない思いをカタチにしようと、友達に声をかけてもらって、新しくコミュニティを作って動き出しました。

 

 

この頃は、それを動かすのに全エネルギーを使っていました。

 

地球のため

地域のため

人のため

 

私の利益は、ほぼゼロ。

 

それでも、これが使命だ、やるんだと思って、やってました。

 

 

 

生きる力を身につけるイベントをやりたくて

 

家族で阿蘇まで

ブッシュクラフトを体験しに行きました。

 

 

あの時は必死に情報収集、動いてたけど

 

それがあったからの、ご縁。

 

 

おかげで

息子はブッシュクラフトが大好きになり

 

完全インドアだった男の子が

この日を皮切りに、だいぶワイルドになりました。

 

 

 

この1年間は、自分をいっぱい責めました。

 

どうしていいか分からず

いっぱいいっぱい泣いたし、いっぱいいっぱい悩みました。

 

正直、目の前のことに必死になってたあまり、あんまり記憶がないです。 

 

  

人の入れ替わりもありました。

 

仲が良いと思っていた人たちが離れていきました。

 

 

 

でも。

 

”命” や ”人生” について真剣に向き合いました。

 

生かされていることがとてもありがたいことなんだと、感じれるようになりました。

 

仕事に対しても

自分がやりたいだけでなく、広い視野を持つことができました。

 

自己犠牲による人の為は、偽りだということにも気付きました。

 

新しい出会いもたくさんありました。

 

光のまま、自分のまま、生きようって思えました。

 

 

この頃やり始めたことは

今はもうやっていないことばかりだけど、意味がなかったとは思っていなくて。

 

 

私がイベントやりたい!生きる力を広げたい!
と思って遠くまでいったブッシュクラフトは、息子が引き継いでくれています(笑)

 

近所のパパさんが、インストラクター?まで取られました。

 

とてつもなくありがたい。

 

 

 

私には、アウトドアが向いてないということが分かりました。

 

家庭菜園も、あんまり向いてない。

 

だから、実家の両親や子供たちに手伝ってもらってます。

(やってもらってますが正しいか?笑)

 

やってみたからこそ、わかったこと。

 

 

全部、自分でやろうとしなくていい

 

を学びました。

 

繋ぐまでが私の役割、ということもたくさんあった。

 

 

 

そして何より

 

正しいって、ないから。

  

というのに気付けたのと

 

 

生かされていることへの感謝。

 

が足りなかったことを、実感しました。

 

 

 

当たり前は、当たり前じゃない。

 

毎日が奇跡の連続で

 

人と会えるって幸せなこと。

 

 

そんなことも気付いてなくて

経営がうまくいくわけがなかろう。 

 

 

この相当もがいた1年半くらいは

私にとって、とてもありがたい体験で

 

この時があったからこそ

今の私がある。

 

そう思える出来事です。

 

 

乗り越えるのに時間がかかったけど、渦に飲み込まれず、前に進めたのは

抜け出す道に出会うため、必死に動いたから。

 

そして

一番苦しい時に、私がもがいているのをみて、光を示してくれた仲間がいたから。

 

 

 

みんな、出会ってくれてありがとう♡

 

 

↓つづく。

 

 



  

 

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