いつもお世話になります!
松本みつよしです!!



 

今回の特別委員会は冒頭、市としてこれまで調査した報告書の説明から始まりました。

 

 


しかし、その内容は、市が真相解明すると言った調査とは、ほど遠い内容となっていました。

前提として、市スポーツ協会は社会教育関係団体、NPO法人であり、また市総合体育大会を主催している公の団体として、政治的中立は当然の事です。

その団体の会長が議員である事自体が、政治的中立に欠けるのではないかと世間から見られるのは当たり前です。

その点でも他の団体と比べて、政治的中立かどうか、また政治的な利用はされていないか、という観点で市として細心の注意をしていくことが求められます。

また協会もその点に細心の注意を払っていくことは、市民の目から当然ではないでしょうか。

ここでは、これらの観点も踏まえて、私が質問をした主な内容についてご報告をさせていただきます。

先ず問題となったのが、市スポーツ協会が政治的に中立な立場なのかという点です。

①瀬野憲一氏(現市長)が市長選挙の前に市スポーツ協会の会合の場に行き、参加者の前で挨拶をしたという事実。

この件について昨年の市民環境委員会の中で、瀬野市長は、「市スポーツ協会の西田薫協会会長(議員)とは同じ政党であるために誘われ、市長選挙の予定候補として紹介され、自身の政治信念に基づいてスポーツ振興に対する考えを述べた。それは選挙活動で行ったのではなく、政治活動として行った」という趣旨の話をしています。

(問題)
○そもそも、その場に市長の候補予定者を呼び、紹介して挨拶をさせないといけないのか?


○市長候補予定者として他の候補も居なく、その場で一人だけ挨拶をすれば参加者や市民から市スポーツ協会は瀬野氏を応援するために挨拶させたと外形的に見えるのではないか?

○瀬野氏は政治活動の為に行ったと言っているが、同じ政党の市スポーツ協会会長が、その会合に集った方々の前で挨拶をさせたことは、政治活動の場として会合(協会)を利用したということになるのではないのか?

このような疑義に対して調査報告書は一切触れず、市スポーツ協会会長が他の候補者が居れば又呼びたいと思う、というような発言をした事だけで公平性を担保しているかのような報告書になっている。

どの団体も公平性を担保するなら一人だけ候補者を呼ぶというようなことはしないのが常識です。

二人以上の候補者を呼んで話をさせるか、他の候補予定者がその段階でいないのなら呼ばないのが当然。

つまり、外形的にどうなのか。
市民からどう見えるかが問題です。

②市スポーツ協会の事務所の住所がホームページ上で議員である会長の府政事務所(当時)になっていたという事実。

更にその住所で市スポーツ協会から封書が送られていたという問題。

また、NPO法人として協会の住所は議員である会長の自宅住所になっていたという事実。

(問題)
○市スポーツ協会の住所が議員の府政事務所また自宅になっている場合、そのスペースを借りているということになるので家賃が発生するが、協会の決算書等の資料には家賃は記載されていなかった。

つまり、市スポーツ協会は無償で借りているということになるので、家賃分を協会は議員からの寄附を受けているという扱いになる。
しかし、公職選挙法では地元の団体に対して議員は寄附をしてはいけないし、団体も地元議員から寄附を受けてはいけないことになっている、その事に対しての疑義。

更に協会は議員から寄附を受ける事自体、政治的中立ではないということになる。

○府政事務所には大阪府議会議員の政務活動費(公金)で家賃の90%が支払われていおり、その理由は10%が後援会が使うため、ということになっている。
そうなれば、市スポーツ協会は後援会なのかという疑義が生じる。

また、政務活動費(公金)で賄われていることから、市スポーツ協会と同じ住所であるなら、その報告を大阪府に対してしなければならないのではないかという疑義。

これらのことに対して報告書では、「選挙に関わる事なので市として評価判断は差し控える」としている。
市として、この事実に対する見解を聞いているのに、全く事実から逃げるような報告内容です。

実はこの件に関して、この委員会の中で調査担当者からは当初「スポーツ協会の住所が政治家の事務所や自宅になっていることは望ましくない」という見解を出しているのに、瀬野市長を中心とする全体会議にかけたあとに、その部分が上記のように消されていたことが判明しました。

我々議員は、市としての最終の結論がどのような過程で決定し、どうしてそのような結論に至ったのかについても調査しなければなりません。

このことについて、なぜこれが選挙と関係があるのか。

同一住所であるという事実に対して市として政治的中立の見解を確認しているのに、どうしてこんな報告書になったのかと質問をしましたが、明確な回答はありませんでした。

大変に驚くとともに、我々はこういうことに対して、市長と同じ政党の議員が会長を務める協会に忖度した報告書であると指摘しているのです。

 

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