1人しかいない16歳の孫娘が3週間、フィリピン・セブ島へ語学留学した。
学校からの企画もあるが1週間だけだ。
次女が調べて、同島にある3週間コースの学校に、自力で行くことにした。
次女は30年前、パリに留学し、世界中を歩いたバッグパッカーだった。
その連れ合いもアジア中心のバッグパッカーだ。
孫は2歳から毎年、時には私たちも一緒にアジアとヨーロッパを訪ねている。
今回は格安航空券利用なので、マニラ乗り換えだ。チェックインや荷物検査を2度ずつすることになる。
格安のターミナルは、どこも遠いので、迅速な行動が必要だ。
次女は大丈夫と判断したのだろう。送迎なしで出発した。
彼女の時は20代半ばだったが、毎回夫と2人で送迎していた。
マニラはちょっと怖いらしいが、ご飯もちゃんと食べた。
何しろ格安だから、水のサービスもない。
セントレアでしっかり食べたから、4時間くらい平気とか。
さて、寮生活をしながら、英語学習に励む毎日。グループは大人ばかりで、可愛がられたようだ。
会話は全て英語。
台湾やアラブの人たちと仲良くなった。
授業時間はフレックス制で、自由に決められる。
夜はナイトマーケットやカフェ巡り、ショッピング。
昼は教会巡りや水族館、近隣の島巡り、ダイビングなどのアクテイビテイ。
全て自力で楽しんだそう。
タイでも幼児のころから、1人でトウクトウクに乗り、お使いに行っていた子だから。
東京ドームの50倍の広さのモールがあり、毎日行っても飽きないようだ。
学校の寮は3食付きだが、バイキングで美味しくない。
バスやタクシーでー出かけ、23時ごろまで遊んでいたという。
セブ島は比較的安全だが、ローカルマーケットなどへは行かないようにしていたそう。
次女はマニラ近郊に長期滞在したことがあるが、近くのスーパー以外は、知人と一緒に行動していた。
その知人も後日、ギャングに殺された。
とにかくすぐに殺す。
怖い国だが、孫はよほど楽しかったらしく、
帰国後、恋しくて泣いてばかり。
焼肉に誘ったら、飛びついてきた。
牛肉なんて全く口にしていない、と。
近くの飛騨牛焼肉専門店「牛ざんまい」へ。
孫はいきなり、卵かけご飯を注文した。
ここの名物らしいが、肉より先とは。
タン、カルビ、ハラミ、ロース、ランプ、ソーセージなどの他、キムチ、ナムル、冷麺、スープなど。
マッコリは置いてない。
ワインは豊富だ。
ビールで我慢する。
食後のコーヒーはミスドで。
みやげのドーナツはオールドファッション。
この店は40年前からある。
大家は知人だ。
土産話をいっぱい聞かせてもらい、若返った気分。
年内にヨーロッパに行きたくなった。
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