・老の夏誰にも見せ場のあるボッチャ 姫 | 80代。マダムクニコの人生ブラボー!

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コピーライター歴30年以上。
映画評論も。
70代で、仕事を娘に譲り、今は
のんびり余生を楽しんでいます。
日記のブログは初めてですが、映画や旅、グルメ、俳句、芸術、読書など、自分史の積もりでいろいろ書いていきます。




ボッチャという球技を、ご存知の方も多いだろう。
障害を持つ人々のために、ヨーロッパで開発され、1984年のパラリンピックから、正式種目に採用されている。

東京大会の際、チラッと観たことはあるが、何だかダサいし、ルールも知らないし、さほど興味が湧かなかった。

その私がまさかのまさか、ボッチャに首を突っ込むとは…。

近所のじじばばの会から、熱心に誘われて、軽く覗くだけのつもりで参加した。

競技は、ちょっとカーリングに似ている。
球はソフトボールをひと回り小さくしたような、牛革製だ。

先攻が任意に投げた白ボール(の止まった位置)に、赤チームと青チームが、それぞれ6個のカラーボールを1人ずつ駆使して投げ、いかにカラーボールを数多く、白ボールに近づけるか、を競うだけ。
シンプルだが、技術や戦略が問われる頭脳戦でもある。



コートが小さいので、ソフトボールのように、かっこよく投げると、アウトになりそう。
お手玉の要領で上に放ると、程よく収まることも。

相手チームの邪魔をするのも、作戦の一つだ。
壁を作ったり、弾き飛ばしたり。

屁っ放り腰の人やしゃがむ人、上手投げ、下手投げ、変化球あり。

中学時代ソフトボールに打ち込んでいたので、いろいろ思い出した。
(因みに私たちが創部した母校のチームは近年、日本一の強豪校となった)。

ちょっとかじっただけでは、良さが分からない。
ルールさえもろくに把握していないのに、少し感じたことがある。

あまりにもチンタラすぎるのだ。
確かに考える時間が要るし、審判が度々距離を計器で確認するので、時間がかかるのは分かる。

しかし、スポーツだから、できるところはスピードアップして、メリハリをつけるようにすればいいのでは?
要するに、じじばばといえども、スマートでありたいのだ。

単純なので、観ている方もエネルギーが要る。
初心者が2時間集中するのは、結構しんどい。



その後、17名でランチした。
私も気に入っている近くの蕎麦屋「黒帯」へ。
ビールで一息つき、カフェでおしゃべり。

奥の深い競技なので、関わってみる価値はありそうだ。
11月には、じじばばのスポーツ大会がある。
今まで無関心だったが、応援団の一員として行こうかな?

ボッチャの汗ソフトボールの掌の記憶

スローが良しされどボッチャの汗しとど 

お手玉ともカーリングともボッチャ夏

奥深きボッチャ論議や生ビール