机が泣いてた
25時25分
タリスカーがあれば
電圧を下げられるさ

鏡に移る夜は緑だ
生きた心臓のように強い
窓に映る鴉の顔が
何故か人間に見える


弾いた弦が震える時間

そこに俺は生きている


同じ事を良しとして
平均を望むのが君
棘は抜けない
また傷付ける

どうせまた繰り返す
明日が来るのと同じ確率
君を歌に出来ないまま
最初の音が鳴り始める



弾いた弦が止まる瞬間

中空で切り裂かれる


声は透明
目は裏返し
膨張する心

中空で切り裂かれる

感性だけが真実
欲すれば動力
伸ばした手の先が

中空で切り裂かれる
優しい歌をかかなきゃ
誰かが笑顔になるほどの
幸せに満ち溢れた優しい歌を

優しい歌を書くには
優しい気持ちを知らなきゃだめで
わからないから聞いてみた

あなたの優しさはなんですか?

それを僕にください
それを僕にください
優しい歌を書くから

それを僕にください
それを僕にください
誰かを笑顔にしたいから


だけど、誰もくれないんだ優しさ
これじゃ優しい歌を書けないよ
なんでなんでなんで

僕の舌をあげるから
僕の腕をあげるから
替わりに優しさをください

匂いや形、重さでもいい
優しさの一部を教えて下さい
優しさの使い方を教えて下さい


あなたの優しさはなんですか?


それを僕にください
それを僕にください
優しさを知りたいから

それを僕にください
それを僕にください
優しさがわからないから


本当はわかってるよ、優しさ。

僕の為に本気で怒ってくれた、優しさ。

本当は、単純に生ぬるい癒し合いを続けたいだけなんだ。
照らしてくれるなら
わずかでもいい
冷たい夜の中でも
温もりを思い出せるから

君は光を吸い込んで
誰も照らせやしない
ほくそ笑む月ですら
太陽を写す鏡さ

輝く為に身体を磨け
君が光れないのなら
鏡を磨いて光を写せ

君は誰も照らせやしない
それは君の光じゃないから
身体の中に灯る火は
君だけが見つめられればいい

いずれ写す色が変わるさ

こんな日は
君の熱を思い出す
いつも眩しい反射で隠してた
君の熱を思い出す
触れたら切れてしまいそうな
夢と抵抗の色をした
月の下に灯るあの火を


そう

君の月の色は黒