たった一つ、風が吹いた
蒸し暑いむらさき橋で

月に憧れる向日葵のように
大きく両手を広げて

白い雲を掴みたい
乳白色の海を泳ぎたい

黒い空に浮かんで
風にバラバラに引き裂かれたい

何億年の一人旅?
欲しいだけの気持ちを連れて
何光年の一人旅?
星を狩りに出かけよう



夢を見ようとしいても
退廃に属していたいのさ
僕は多分、少しだけ
自己破滅願望が強いだけさ

曖昧な愛情で愛し合って
さようなら
本当の気持ちだなんて、ないぜ
さようなら



繰り返し
つぶやいた

繰り返し繰り返し繰り返し
言った

読み返し
つぶやいた


魔法の言葉

笑顔を引き出せる
魔法の言葉


何でだろー

引き出し空っぽだ



夢に手が届いたら
全て捨ててしまいたいのさ
僕は多分、少しだけ
自己破滅願望が強いだけさ

曖昧な愛情で愛し合って
さようなら
欲しいだけだなんて、
なんで?
なんで?
さようなら



艶かしい月の光がいやらしいから
今夜も濡れた星を狩りに行こう

机の中にしまったままの

向日葵の種を思い出したんだ


水をあげなきゃ

水をあげれば

しまったままじゃ寂し過ぎるから


ぐんぐん伸びていけ

まっすぐ

向日葵


泣いて泣いて咲かせた花は

強く強く空へ続いてる



曲がりくねっても日の当る場所

探し続けて行くよ

見つけてみせたい


日が当たれば日陰もできる

人は誰でも両方持ってるから


ぐんぐん伸びていけ

大きな

向日葵


泣いて泣いて咲かせた花は

きっと誰かを照らす花になる


小さな風にも心ふるわせ

大きな風には負けないように


太陽の花

ロックンロールになりたくて
ロックンロールと死にたくて
10代で犯された僕の耳の中
繰り返し反芻し続けている

大きな花びらが一輪
大きな花びらが一輪
心に咲いたせいなんだ
きっとそいつが僕のせいなんだ


きらびやかな水面
反射の温度を下げて
僕はいつの日か夢見る
痛みの速度を止めることを

キラキラの太陽
屈折の角度を上げて
世界は今日も夢見てる
変わる明日を夢見てる



何かになりたくて、死んだ
なりたくて、死んだ何かに

それはきっとオリジナリティ
恥ずかしくて誤魔化したオリジナリティ