スモーカーズカフェ・ブリケ町田店の敗因について考える |   私的喫煙日記

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【悲報】 町田の全席喫煙可喫茶店カフェ・ブリケがわずか一年足らずで撤退した。

昨年の2月にオープンした際に、このブログでレポートしている。 敗因を考えてみるに、やはりターゲット層を絞り込めていなかったのではないか?と思う。

店内スペースの広さやパチンコ屋さんのすぐ隣という立地条件から考えると、ほぼ喫煙所として短時間の利用を想定しなければならない。

しかし電源の提供やWi-Fiパスワードの掲示など、長時間の利用を想定していたりもする。食事メニューも結構ある。

パチンコ利用客にとっては、楽園に喫煙室があり、あまり必要がない。座れるという利点があっても、400円のコーヒー代はばかばかしい。

かと言って、ゆっくりと煙草を愉しむ空間としては居心地が良くない。

 

つまり、複数の利便性を想定した事で、かえって誰にとっても魅力的ではない空間になってしまったのである。

回転の速い店にして売上を伸ばすのなら、煙草の専門性は必要がなく、ゆっくりと煙草を吸わせる店なら単価を高くするべきだった。空間の狭さや雑音の問題は、煙草屋としての専門性を向上させ、客同士のコミュニケーションにも店員が果敢に取り組むべきだ。

最初から思っていたのだが、つまりは、何をやりたいのかがハッキリしない店だったのだ。

 

うまくやれば、もう少し採算の取れる営業ができたと思うのだが、残念である。