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目指せ!マスコミ就職 メディアへGO!

マスコミ就職を目指す志を高く持ち続ける熱いハートを持った皆さんの救世主です。マスコミ就職対策の試験の実情をはじめ、仕事の実情、待遇、また、時事問題など幅広いテーマを扱います。マスコミ就職を目指す皆さんとの交流の場としたいです。

笑い話ではあるが、新聞社からテレビ局に籍を移して、

業界で使われる言葉が理解できなかった。



最近では、

芸能関係者などが頻繁に使っているのでご存知の方も多いと思うが、


六本木のことを”ギロッポン”、渋谷のことを”ブーヤ”、

と逆さまで読んで使っている。




なぜ、そのようなヤヤコシイ表現を常用しているのかは定かではないし、


理由を追及しようとしたこともなく、ありのまま、受け入れていた。



以下の文章を業界用語で訳すとこのようになる。



例文:銀座で外国人の女性と喫茶店でお茶をしました。



ザギンで、パツキンチャーネとヒーコーした。


という感じらしいです。


つまり、

ザギンは銀座、パツキンは金髪、チャーネはお姉さん、コーヒーという名刺は、


ヒーコーと動詞化し、構成されて上記のような文章となるようだ。


あほらしい。




これくらいにしておきますわ!!

2か月ほど前から、週末に走り始めた。


皇居1周を自分のペースでゆっくりウォーキングするのだ。


目に飛び込んでくる緑が美しい。





太り始めたことを、私の膨らみ始めた腹が、私に走るよう命じた。


中学、高校の遠い昔、水泳と剣道で体を鍛えた時期もあったが、


社会に入ってからは、忙しさにかまけて、運動をする機会をめっきり失っていた。


はやりのランニングウエアに、自分の足にフィットした特注のシューズを履き、


街へ飛び出していく。





そんなに早く走ることはできないが、歩くだけでも、体は満足しているようで、


心地よい気持ちになる。


体が軽くなれば、これと同時に、心も軽くなる。


心が軽くなれば、気持ちも前向きになる。


心と体にいいことばかりだ。





これから、就職戦線に飛び込む方たちは、くれぐれも健康の管理には気をつけていただきたい。


健康管理ができれば、心の管理も同時にできる。


ベストの状態を維持・管理するのも、社会人には大切なことです。






さあ!


走りましょう!!

学生時代の自分は警察が苦手、いや、むしろ、嫌いだった。


反権力、在野という言葉に覚醒したころでもあったせいか、


とにかく、権力に対して迎合することが、自分にはとても許せなかった。




妥当性のある権力であるならば、受け入れればいいものの、


そこが、自分の天邪鬼な部分でもあった。


警察への苦手意識を抱えたまま、新聞社に入ると同時に、


警察に関するネタを取材する「警察回り(さつまわり)」を担当した。


新聞社は入社と同時に、誰もが必ず、警察回りを担当することになる。


「警察回り」の取材ができれば、政治、経済、外報などすべての分野における


取材の手法を体得できるといわれていた。




そんなこともあり、警察取材にはかなり力をいれた記憶がある。


警察本部の庁舎内にある記者クラブに一日中、詰めることになれば、


必然的に、警察幹部、警察官とも親しくなる。お互い人間であるわけで、


接する時間がながければ当然、情も湧いてくる。




記者は事実を追えば、警察は犯人を追う。社会正義という括りで考えれば、


双方の目的はある程度、方向性は一緒である。そうなると、


共感も芽生えてくるものである。




不思議なことに、半年もすれば、

警察官も自分の家族のように思えてくる瞬間もあった。




警察嫌いが嘘のように自分の中から消えていった。



職業人としての自覚は、価値観を多様化させるものなのか。




内閣不信任案が一両日中にも野党から出される動きがにわかに広がる中、

記者時代のことが頭によぎった。「夜討ち朝駆け」。


「夜討ち朝駆け」という言葉を知っている若者は少ないかもしれない。

記者が取材の一環として、深夜早朝に取材源の自宅及び居場所に訪れ、

ニュースのネタを取ったり、調べている事象の事実関係を確認するために、

行われる。


政局がこのように緊迫する中、永田町を担当する政治部記者をはじめ、社会部記者は、

内閣不信任案の提出をめぐるネタをハントするために、昼夜を問わず、

ニュースソースに飛び込んでいく。提出の時期、造反議員の数の割り出し、不信任案の票読みなど、

取材が必要な対象に限りはない。


インターネットの普及により、キーボードを叩けばある程度の情報が検索でき、要求に応じて、

情報はいくらでも手に入ることができる素晴らしい時代になった。その一方で、新聞、テレビの記者たちは、

自分たちが築いた人脈を通じて、ニュースの端緒を求め、日夜、駆けずり回っている。つまり、価値のある情報、

ニュースバリューが高い、もっと簡単にいうならば、国民の関心の高い情報、伝えなければならない重要な事実は、キーボードを叩いたとしても、入手することは絶対にない。


アナログ的な取材アプローチであると、今の若い読者からはお叱りを受けるかもしれないが、

記者たちの肉体と五感を駆使して、事実に迫る取材手法は過去から今に受け継がれている。

デジタルであろうが、アナログであろうが、重要なのは、国民に価値の高い情報をいち早く伝えるということ。

これが、ジャーナリストとしての良心なのかもしれない。


ふと、「夜討ち朝駆け」という言葉、マスコミを志望する方は、頭の片隅にとどめておいて欲しい。

難関試験といわれる新聞社の試験に、学生の頃は妙に怯えていたことを思い出す。


筆記試験の難易度、受験する学生のレベル、試験の競争倍率。結果的に、内定をとってしまえば、

大したことの内容に感じるのは、実に、不思議なことだ。


現状に立ちはだかる困難を恐れ、そこに飛び込めず、いたずらに自分が抱いている理想、目標を

簡単に失う若い人たちは、残念に思う。


そこで、若い人たちに伝えたい。


「主体的に想像力を働かせろ!」とういことだ。


自分がマスコミ就職の内定を獲得し、社会的にやりがいのある仕事に携わり、高額の給与をもらいながら、

森羅万象の世界を見回す、そんな夢、いや、目標に対して強い思いと想像力を働かせたときは、

既に、大きな目標へとステップを踏み出しているのだ。


表層的なものの見方ではなく、現実をイメージとした強い想像力を抱くことは、

最も有効な戦略・戦術ではないだろうか。


Life is what you make of it!


忘れないで頑張れ!!