皆さん、おはようございます。
昨夜は午前4時過ぎまで、自宅で仕事をしていまして、先ほど起きたところです。
東京はあいにくの雨ですね。
報道によると、台風2号は九州南部を暴風域に巻き込みながら、
北東に進んでいるようですね。
西日本から東日本では明日にかけ大雨になるそうです。
被災地のことが心配になります。
どうか、お住まいになっている方々、気をつけてください。
被害が拡大しないことを祈るばかりです。
台風が列島に上陸するたびに思い出すのが、台風取材です。
国民の暮らしと安全に深刻な被害を与える台風だけに、
新聞社もテレビ局も力を入れて取材体制を整え報道します。
一般の方をはじめ、事業者など多くの方の関心が集中するからです。
テレビ局の場合ですと、
台風上陸の時間に合わせて事前に現場中継を担当する記者、カメラマン、
ビデオエンジニア、中継車をコントロールするテクニカルディレクター、音声技術者、そして、中継車を運転するドライバーさんなど多くのスタッフが、
中継地点に配置されます。
また、台風の動きをリアルに伝えるという目的を達成するために、
多くの中継ポイントを確保するケースがあるため、
上記のスタッフ構成のユニットを別の場所にもアサインメントすることもあります。
つまり、多くのスタッフが関わるのです。
一方、この中継ポイントとは別に、本社のニュースセクションでは、
本記班といわれるグループが台風の強さ、進路予想、被害状況、鉄道、
航空、船舶などへの影響などを調べ、原稿化され、
ニュース原稿を一括管理する端末へと送稿されていきます。
これと同時に、ニュースプロデューサーは、
局の番組編成を担当する編成部員との調整を図り、
どの時間帯にどれくらいの時間をかけて台風に関する特別番組を
アサインするかを決めていきます。
台風上陸時に、テレビ局の記者、リポーターが現地から強い雨と風に晒され、
多少、危険な状況の中で実況されている様子を見かけることがありますが、
ここには、多くの関係者が同時進行で台風報道に向けて稼働しているのです。
東日本大震災でも顕著となったように、災害報道は今後、
より一層充実した形で展開されることでしょう。
当然、メディアは国民の知る権利を満たすという重要な使命と役割が
課されているわけですので、生命・財産を守るためにも、
報道する分野の中でもとりわけプライオリティーが高くなるというわけです。
私も20~30代のころはよく台風現場に配置されたものでした。
台風が列島を上陸するたびに、苦い思い出がよみがえります。
徒然なるまま、当時の思い出を語らせていただきました。では。