『アイスリボン#270』-3 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#270』-3

◆第5試合 トライアングルリボン選手権 15分1本勝負
○藤本 つかさ (ビーナスシュート→体固め) ×真琴,もう一人は志田 光


空位になったTRCベルトと共に、後楽園のメインが賭けられた一戦となりました。

三人がリングに揃うと、非常に華やかな雰囲気となります。

緊張感の溢れる中、それぞれがクリーンに拍手を交わして試合開始。

睨み合いが続いた後、まずはビーナスが二人で真琴を攻撃。
真琴をコーナーに叩き付けると、いつもの合体ミサイルキックと見せてつっかが志田にドロップキック。
この場面で象徴される様にトライアングル慣れしたつっかが、慣れない志田を上手く使っていた印象で、Wの

ミサイルキックと見せて先に飛んだ志田にミサイルキックを浴びせる場面も有りました。
それに気付いた (?)志田は、二人まとめて腕ひしぎに極めたり、膝を二人に浴びせたりと積極的に動きました。
二人に狙われ勝ちだった真琴も、無気力キックからブレイジングキックを二人に浴びせたりWWニーを

叩き込んだりして、勝利への執念を見せます。
終盤、つっかがビーナスクラッチ,志田がスリーカウントに荒鷲ドライバー,真琴もシャイニングウィザードや

Wアームスープレックスホールドを決めますが、いずれもカットが入り勝利には至らず。
最後は真琴が志田にジャーマンを狙った所で、つっかが志田にビーナスシュート。
真琴のジャーマンが決まりましたが、つっかがカット。
更に真琴にビーナスシュートを決め、ダウンした志田はカットに入れずスリーカウントを奪い、TRC王者と共に

三冠王者に返り咲き、同時に後楽園のメインも対RayのX60選手権でゲットしました。


三人の勝利への執念が伝わってきて、トライアングルで見られ勝ちな遊びの全く無い、最後まで緊張感に溢れる一戦

で、これまでのTRCタイトルマッチでもベストでは無かったかと思います。
その中、第二試合のつくし同様生真面目でトライアングル慣れしていない志田が最も動いてしまい、逆に

トライアングル慣れしており勝負所まで力を温存していたつっかが、勝利を手にした印象です。

ただ、前回も書きましたが、この一戦に後楽園のメインも賭けるというのは正直反対で、別次元の物として考えて

ほしかったと思います。


◆座談会


新田からは「プロレス教室からでもデビュー出来、勝利出来る事を全世界に知らせたい」
しもうまという素晴らしい先輩もいましたし、後に続く選手が出て来る事も期待します。


飛香からは「トライアングルは苦手です」という発言が有りました。
飛香も、性格が素直で真っ向勝負のタイプなのでそうかもしれませんが、勝利したのですから自信を持って

次期挑戦者に名乗りを上げるくらいでいてほしいです。


ちい「前回『じじい、ぶっ飛ばす』と言ったのは反省しています」
発言の真意は、直ぐ後に分かりました。


さくらから小笠原がちいに教える筈だった正拳突きを出していなかった事を指摘された小笠原は「可愛い子は

殴れない」
それを聞いて、ちいが小笠原の隣に擦り寄ります。(笑)
「それでは誰も殴れない」というさくらに対して、小笠原は「さくらさん」と言い掛けましたが、さくらは矛先を当日

欠場の都に向けます。
小笠原も「先日肩が当たっても、何も言わなかった子」という事で了解。
後楽園大会のカードとして
葛西 純&松本 都vs 小笠原 和彦&都宮 ちい
が決定しました。
*都自身は、ツイッターでこの一件を「知らない、人違い」と書いており、事実は分かりません。
ともあれ、非常に興味深く予想の出来ない一戦が組まれました。


Rayからは「さくらさんとやらせて貰って良かった。また当たりたいので、参戦させて下さい」との発言が

有りましたが、それをドロップキックで遮ったのはつっか。
「いつまで、寝惚けているんですか。

後楽園のメインでタイトルマッチやるんですよ。

後楽園のメインやった事有るんですか。

タイトル取った事あるんですか。

何、負けているんですか。」

と激しく挑発しますが、Rayは何も言い返さずリングから去りました。
*これがチャンピオンと挑戦者が逆ならまだ分かりますが、チャンピオンから挑発され何も対応しないのでは

挑戦者として失格です。
観客からの支持の無い挑戦者との一戦を何とか盛り上げたいチャンピオンと、水曜の「タイトルを本気で

狙いたい」発言から一転して挑戦に気持ちが感じられない挑戦者の温度差が大き過ぎます。
さくら以外のアイス選手は「取るに足らない格下」と見ていると感じられ、試合で上がった株が再度下落しました。


真琴,志田からは共に無念さが溢れる発言が出ましたが、大会後売店で志田と話した時には「トライアングルに

前向きに取り組みたい」と言っていました。
志田に不足しているしたたかさを身に付けるには、良いかもしれません。


最後に再度マイクを取ったつっかは「藤本 つかさが、アイス後楽園大会をハッピーにします」


バースデイコーナー後、翌日の「おたがいさまフェスタ2011」のPRに来場していたしもうま 和美さんがリングに

上がり、イベントの告知を行ないました。

最後の〆はその和美さんが、一年前の「おたがいさまフェスタ」でデビューしたつくしと共に行いました。


◆蕨くじ他


前回「おやすみコール」が当たり好調の波に乗れるかと思ったのですが、写真×2で元に戻ってしまいました。


土曜日は選手が多い分サインが貰いやすいのですが、りほとつくしが揃って日付を翌日の3月6日と

間違えました。


メドさんのマニアックな日々

翌日の「お出かけ」が頭に有ったのかもしれませんが、終わった試合より翌日の事を考えている前向きな姿勢の

表れだという事にしておきます。


ベストバウトは第三試合とメインで悩んだのですが、過去見たトライアングル戦でもベストだったメイン。
恐らく、トライアングル戦をベストバウトに上げたのは初めてです。
良かった選手には、感動的な試合内容だったちいを上げました。


感想は以下の通りです。
http://ameblo.jp/meddle0804/entry-10821662576.html#main