『アイスリボン#270』感想 | メドさんのマニアックな日々

『アイスリボン#270』感想

明日は、お出かけプロレス→ユニオン新木場で、朝から夕方まで外出して観戦記が遅くなりますので、先に

感想だけ書きます。


◆感想

第一試合での新田初勝利から、第三試合でのちいの素晴らしい頑張り、メインの好勝負と見どころ一杯で

充分に満足出来る大会でした。


メインの結果により、後楽園のメインがつっかvs RayのX60タイトルマッチとなりました。
三冠王者 (現時点)が看板タイトルを賭けて闘う訳ですから、その点ではメインに相応しい筈なのですが、率直に

言って現時点では過去の後楽園大会のメインと比較すると最も弱いカードだと言わざるを得ません。


無論、対外的な実績に乏しいチャンピオンであり、タイトル自身の認知度もまだ低い事も有りますが、最大の

問題点は挑戦者に有ると思われます。
フリーから約一年の休養を経てアイスに参戦してきたRayですが、今回の座談会でも見られた通りアイス=

さくらという意識は、全く変わっていない模様です。
如何につっかが三冠王者であっても、彼女の意識の中ではさくら以外は十把一からげの格下選手に過ぎない

様です。


過去X60に挑戦したベテラン選手は市来 (対聖菜),さくら (対真琴,対りほ),ボリショイ (対飛香)といますが、

さくら以外の選手もタイトルに対し、更には若いチャンピオンに対しても充分な敬意を示して、タイトルマッチには

真摯に立ち向かっていました。
そういった物が、現在のRayからは全く感じられません。

挑戦者という立場で有りながら、試合を何とか盛り上げたいチャンピオンから挑発されても、言い返す事もせず

怒って立ち去るだけではタイトルに賭ける思いが全く伝わらず、逆効果にしかなりませんでした。


後楽園まで道場マッチは残り4戦。
とにかくメインがこのカードに決まった以上、何とか盛り上げるしか有りません。
Rayの相手として、例えば歴代のX60チャンピオン (飛香,さくらの他に、真琴,りほ,都,可能ならボリショイ)を

当てるとかしてほしいですが、いずれにしても彼女の意識が変わらない以上はどうしようも有りません。


タイトルに興味が無く、格下選手に挑戦するのが嫌なら、今からでも挑戦権を返上してほしい位です。
挑戦したい選手,挑戦させたい選手は、他に何人もいます。