59.術後血栓防止対策 | 40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの大腸がん闘病日記

40代半ばの2017年3月、大腸がん宣告され4月に摘出。程なくして肝臓転移が発覚、8月に摘出。ステージⅣ。
バタバタと始まった闘病生活の記録をしたく、ブログを始めました。
皆さま、どうぞ宜しくお願いしますm(._.)m

今日は術後血栓防止対策の体験談。

 

手術後は、しばらくの間、歩くことが出来ないため、

これに加え、手術による出血により、体の防衛反応として出血を止めようとする止血反応が起こるらしく、

いつも以上に血が固まりやすい状態になるため、

脚に出来る血栓防止対策が重要とのこと。

 

具体的には、

手術着に着替える際に、「弾性ストッキング」と呼ばれる靴下を履きます。

ひと回り小さい靴下を履く感覚で、脚が締め付けられるような状態となります。

 

そして、手術後は、歩き始めるまでの1夜間程度、脚に加圧マッサージ器が付けられます。

 

一晩中、一定のリズムで加圧が行われ、かつ加圧ポンプの音も自分のものを含め、あちこちから聞こえてくるので、当然熟睡はできません。

夜が明けるのをひたすら待つといった感じでしょうか。

 

2回の手術を通じて、マッサージ器にも違いがあることも分かりました。

1回目の手術の時は、両足同時にかつ、足先からふくらはぎまで一気に膨らむタイプ。

2回目の手術の時は、片足ずつ、しかも足先からふくらはぎに向け徐々に膨らむタイプ。

履き心地としては、後者の方が良く、比較的に楽に感じました。

 

朝を迎えると、いよいよマッサージ器が外れる時間、嬉しい瞬間です。

加えて、ストッキングを脱ぐときは、蒸れていた足がスーっとして、これまた気持ち良い~。

 

今日も沢山の方々が、このマッサージ器と格闘されていると思うと、

「一晩の我慢です。頑張ってください。」との気持ちになります。

 

 


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