タマシギ父さんの子育てを久々に観察できました
6月上旬にレポートしたタマシギ父子とは別の家族です。
↓雨の中、翼の下に4羽の雛たちを包んでいるタマシギ父さん、脚が10本に
小降りになり、頃合いと思ったのかお父さんが翼を解放すると
ゾロゾロと出て来た雛たちが父さんについて歩き出します
父 : 「 みんな、ご飯行くよ~~ 」
雛 「 わーーい 」
こっちの雛も 「 わーい 」
「 わーい 」
「 わーい 」 「わーーーい 」
「 なんかムズムズするよぉ・・・ 」
「 カキカキ ・・・ 」
泥の中にいるごちそうの巻貝を探し始める父子
「 お父さんがいてくれれば安心 」
自力でエサ探ししができている雛たちですが、
まだちょくちょく、お父さんからゴハンを分けてもらっています
ゴハン探しの腕も体の大きさもお父さんに追いつくのはもう少し先かな?
ココには外来種のスクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)がいっぱい
強烈なピンク色の卵もいっぱいありました!( 写真は同じ日に他所で撮影したもの )
この卵は神経毒を含み、ほぼ全ての捕食者から守られているんだとか!
今回、写真のあちこちに見え隠れしている赤いものはこの卵のようです!
スクミリンゴガイは成体になると殻高5~8cmにもなったりするそうです
タマシギくんたちはお口に合う稚貝を食べていたようです。
真ん中の雛が飲み込もうとしている稚貝はちょっと大き目!
飲みこめるのか
あら? さっきの大物はいつのまに飲み込んだのかな
今度はさっきより少し小さ目の獲物をついばんでいるみたいですネ
ちなみに右下に見えるのは、かなり大きいスクミリンゴガイの貝殻のようです↑
動かないところを見ると、中身は空のよう。
胸を張ってリードするお父さん。 ついて歩く子供たち
お父さんが貝をくれました
後ろ姿も可愛いタマシギ父さんと子供たち
そうそう・・・この家族からは遠い所ですが・・・
水田でメスのタマシギちゃんに初めて遭遇できました!
( なんとかタマシギ♀ちゃんと分かる程度の証拠写真↓ )
このメスちゃんは産卵のため、相方のオスくんと営巣していたようです。
産卵が終われば、次の繁殖のため旅に出るタマシギ母さん・・・。
オスくんに比べ、数の少ないメスちゃんの方も忙しそうです
今回出会った父子の動画はコチラ
でご覧くださいネ長さは2分ほど!
貝を必死で飲み込む様子が写っていてかわいいです
あ、ちなみに動画のBGMは「 Father Lead Me Day by Day 」っていう歌だそうです。
毎日、子供たちを導くタマシギお父さんに合うかとこのBGMにしましたが
もともとは讃美歌か何か?みたいですね。
日本の曲も選べると良いのにな