１２月室内に保護した季節ハズレのアゲハ幼虫くん４頭が
全員蛹になれた今年のお正月。目出度いお正月だった
黒チビから脱皮して終齢になろうとしている途中の
チビ幼虫くんが、ベランダの床に落ちていた・・・。
寒さで体力がもたず、脱皮途中で落下してしまったのか。。。
・・・と・・・そのすぐそばにはもう１頭。。。
・・・・・・
こっちの子は・・・・・・
死・・・死んでる・・・・・・
さらに、まだ無事そうな黒チビくん１頭も確認。
この子は今のうちに室内保護すれば生き延びそうだ。
手遅れにならないうちに、ふつうに室内に保護
さて、倒れてる幼虫くんの亡骸を埋葬しようと
竹ピンセットでそっとつまんだところ・・・
あれれ・・・
ピンセットの先に幼虫くんの亡骸が・・・
かすかな力でつかまったような気がした。
いや・・・たしかに弱い弱い力でつかまっている。
なんと生きていた ・・・ 
寒さとひもじさでシワシワにしなびたお身体。
暖かくすれば体力を取り戻すかな・・・。
室内に移動したキンカンの鉢植えにとまらせてみたけれど、
弱りきっていて、葉につかまれない幼虫くん・・・
何度のっけてもすぐに落下
。。。
。。。
体力が回復してからまた登れるよう
オアシスに挿した小枝と共にプラケに入れてみた。
これなら落下した後、登り易いかなと。
もしかしたら、体力的にもう手遅れかもだけど・・・
脱皮不全の子のほうも、暖かくすれば脱皮を完了できるかな？
とりあえず、プリンカップに保護して様子見。
しかし、十分に温まっても脱皮を完了する様子は全くない
キャンプの寝袋に入った人のようにモゾモゾするのみ・・・
脱皮不全のまま時間が経つと死んでしまうらしい・・・
よし、ピンセットで強制脱皮させることに決めた。
こういう時、どうしたらイイかネットで調べても情報が
見つからなかったし・・・イチかバチかの手術決行
ピンセット２本で注意深く幼虫くんをツマツマして・・・
脱皮不全の幼虫くんからむいた皮の一部↓
アマガエル君の長期お留守番用に購入したパネルヒータを
側面にはりつけ２頭とも同じケースに保護。
なんとか、茎などにつかまれるようになってきた２頭の様子↓
大きいほうが脱皮不全だった子。
ただ、この後も何度か下に降りて（or 落ちて？）いたようだ
極度の衰弱からの回復・・・キビシそう～・・・
元気な個体でさえ、かじるのに苦労するキンカンの固くて古い葉・・・。
この葉をかじる体力が、衰弱幼虫くんたちに戻るのだろうか
というわけで、次回に続く
