春の園遊会が開かれ、俳優の北大路欣也さんなど招待されたおよそ1400人が天皇皇后両陛下や皇族方と和やかなひとときを過ごしました。
園遊会は両陛下の主催で春と秋の2回東京・港区の赤坂御苑で開かれていて、両陛下の長女の愛子さまも初めて出席されました。
5年ぶりに開かれた去年の春と秋の園遊会では、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて会場内での食事やアルコールの提供は控えられましたが、今回からサンドイッチやオードブルなどの軽食の提供が再開され、両陛下や皇族方は庭園を回って招待された人たちと和やかにことばを交わされました。 記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240423/k10014430721000.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240424/10/medaka-idea/aa/3b/j/o0984054815429843408.jpg?caw=800)
このうち時代劇を中心に数多くの映画やテレビドラマに出演している俳優の北大路欣也さんには、天皇陛下が「本当に長年にわたり、芸術に大変尽力されておられますね」などとことばをかけられました。
北大路さんは天皇陛下と同じ2月23日生まれで、「誕生日が一緒なので、頑張っています」と話すと、両陛下は笑顔を見せられていました。
グラフィックデザインから絵画まで幅広く手がける現代美術家の横尾忠則さんとの懇談では、飼っていた猫を描いた横尾さんの作品に関するやりとりの中で、皇后さまがバッグからお住まいで飼っていた猫の写真を取り出して示しながら話される場面がありました。
皇后さまが「この子野良猫で、うちで保護しまして」などとことばをかけられると、横尾さんは「うちも野良は1匹だけいます」と応じ、「きょうはこんなお写真を見せていただけると思っていなかったので、大変うれしく思いました」と話していました。
また、日本サッカー協会と日本バスケットボール協会で会長を務めた川淵三郎さんは、天皇陛下が「サッカーにしてもバスケットボールも日本選手が海外で活躍を」とことばをかけられると「国内だけでは限界がありますから、海外に出てどれだけ活躍できるか、それが日本代表の実力をレベルアップさせるんです」などと答えていました。
出席した人たちは時折小雨が降る中、庭園を散策して記念写真を撮るなどして、和やかなひとときを楽しんでいました。
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