冬の間、雪に閉ざされていた富山県と長野県を結ぶ北アルプスの山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が15日に全線で開通し、初日から多くの観光客でにぎわいました。
「立山黒部アルペンルート」は、富山県立山町と長野県大町市をロープウエーやケーブルカーなどで結ぶ全長37キロ余りの山岳観光ルートです。
記事以下↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240415/k10014422211000.html
15日は、標高2450メートルの室堂ターミナルの駐車場で、およそ4か月半ぶりの全線開通を祝い式典が行われました。
このあと、観光客は最も高いところで14メートルの雪の壁がそびえ立つ「雪の大谷」に次々に向かいました。
アルペンルートを管理する「立山黒部貫光」によりますと、ルート上に能登半島地震による被害はなく、「北陸応援割」の効果もあって、ことしの予約は好調だということです。
神戸市から訪れた男性は「雪の壁がきれいで感動しました。天気もよく最高です」と話していました。
シンガポールから訪れた男性は「ここでしか見られない景色ですばらしい。家族や友達にも勧めたい」と話していました。
「立山黒部貫光」の社長は「地震の影響を心配していたが、多くの人が訪れてくれてありがたい。富山の観光の復興にも大きな役割を果たせると思う」と話していました。
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