野党の責任

 

 

 

   三連休も今日で終わりですが、春のような暖かさが続き、気持ちの良い三日間でした。
   ベランダ菜園で育てているレタスが大きく成長してきたので夕食の温野菜サラダに添えて毎日美味しく戴いています。ブロッコリーは最盛期を過ぎましたが、小さいですが側花蕾が連日収穫出来るので有り難いです。

 


   散歩道でいつも見ている濃いピンクの梅の花が咲き進み梅が見頃を迎えて綺麗です。
   散歩道には白とピンクの源平桃が咲いていて見事です。青空に白やピンクの花が映えて綺麗で散歩をしていても楽しいです。

 


 

   
 

●自民「歴史的圧勝」で野党は?
   今回の衆議院選。自民党の圧勝は裏返していえば、野党の壊滅的な敗北です。
   中道など野党に票を投じた有権者も少なくないなかで、野党はどのように責任を果たしていけばいいのでしょうか。
   7日高市総理は
「これからも働いて働いて働いて働き抜いてまいります」と言って衆議院選を戦った結果、日本列島に吹き荒れた高市旋風。

   選挙結果は国会の風景を一変させました。
   自民党の獲得議席は316。
   単独の政党が衆議院の3分の2を上回るのは戦後初です。
   
   圧勝を導いた一因とされるのが、「サナ活」とも呼ばれた支援者による「推し活」です。手作りのプラカードや横断幕を用意し、まるでアイドルの応援風景です。
   会場に来た人は
   「高市総理を初めて見て一生の宝です」
   遊説会場は高市総理を一目みようと黒山の人だかり。若者の姿も目立ちました。
   演説を聞いた人は
「力強いので言葉に魂がこもっている」
「“未来への投資”というところがすごく刺さった」
「若い世代のために“今”とか“未来”と言われるとやっぱり響くところがある」と関心の高さを示しています。

   SNS上では高市人気を取り込んだこんな動画がバズりました。
   新人候補が高市総理の足を踏み謝罪している動画です。短期間に再生回数200万回を超えたといいます。
   
   そうしたアピールが大きく影響したのが2025年参院選の選挙で自民党に投票した若者層は比例の獲得割合が1割ほどでしたが、今回は4割前後に急増したのです。
   
●中道ふるわず
   かたや歴史的大敗をきっしたのが中道改革連合です。
   枝野幸男氏は
「どんな風が吹いてもしっかり立てる足腰を自分自身が持っていなかったこと。その不徳のいたすところであります」
   100以上の議席減と惨敗をきっした中道は幹部やベテランが軒並み落選に追い込まれました。
   
   野田共同代表は9日
「どうしても時代遅れ感が代表の2人にはつきまとった」

   選挙後、有権者への世論調査(共同通信世論調査9日、10日)では中道の最大の敗因に関して「争っていた党が合流したから(35.6%)」、「2人の共同代表に魅力がなかったから(21.4%)」が上位にあげられました。
   
●敗因
   中道の大敗について、かつて非自民8党派による細川連立政権樹立にかかわった田中秀征さん(福山大学・名誉教授)は
「中道はなぜ一緒になったか、という疑問を持たれたらもう駄目。説得力も何もないし、だから“有権者の気持ちを知らないな”と思われた」

   今回、自民党は小選挙区の議席を86.2%占めた一方、中道はわずかに2.4%と圧倒的な差です。
   
   ところが、有権者全体に占める得票率は自民党約17%に対し、中道は約12%。
   比例代表の得票数は自民党の約2100万票に対し、中道は約1040万票。
   
   現在の小選挙区比例代表制のもとでは大勝や惨敗が起きやすい一方で、議席に結びつかない“死に票”が出やすくなります。
   
   田中さんは
「本当は中道の比例票1000万票は貴重な票だ。単に支持したというより、中道の今回の非常に雑なやり方を悔やみながら入れた票だから、なお貴重。だからそれを生かすためには、責任を明らかにして捨て身でやっていかなくちゃダメだ」と言います。

   ただ現実には野党の議席は合わせて3分の1にも満たない上に高市政権に対するスタンスもさまざまと一枚岩とはいえない状況です。
   
●「高市一強」時代に野党の責任は?
   こうした中、野党に何ができるのでしょうか?
   13日、新たな代表に決まった野党・中道改革連合の小川淳也新代表は
「1000万人に余る方々が中道と書いて下さっている。有権者の思い。これは決して軽視したくない」

   選挙は惨敗だったとはいえ、比例では約1040票を獲得しました。その責任を担えるのでしょうか。
   
   田中さんは
「高市政権の方向が間違ったり、間違えそうだという時は批判できて、自分の言ったことに対して責任を持つということが野党としてはもちろん必要。だけど今の野党には正直いって期待していない。
非常に健全で納得できる批判勢力になるためには“考えてどうするか”ということではなくて、本当に人物というのは1人で走り出す。僕はそう思っています」

   1993年に自民党を離党し、新党(新党さきがけ)を結成した田中秀征さんはこの時の決断も行動も1人から始まったといいます。
「正論を吐く人間が1人いたら変わる、全体が。
政治の世界は極端にいえば僕は「人物」「人物」と言っている。そういう人が人材で、それは必ず出るし、若者に期待したい」といいます。

   高市一強時代を迎えるなか、野党の責任があらためて問われます。
   
   とくに高市総理が施政方針演説で安倍前総理が踏み込まなかった憲法改正にまで言及した点については心配です。野党のみならず、十分な国民的議論がされることを切に願います。