【レビュー】エンスレイブド ~ODYSSEY TO THE WEST~
▼洋ゲーの入門▼
- ENSLAVED ~ODYSSEY TO THE WEST~/バンダイナムコゲームス
このゲームに沙悟浄は出てきません。
イギリスのデベロッパーNinja Theoryが開発。バンダイナムコがローカライズを担当した今作「エンスレイブド ~ODYSSEY TO THE WEST~」。
西遊記をテーマにしながらも時代背景が150年後のニューヨークがという、一風変わった完全なルーキータイトルで、PS3と360でマルチプラットフォームタイトルとして展開。
ストーリーは癖があるが、よくできている。
徐々に判明する謎によって、作品に引き込まれていくようなストーリーになっており、熱中する。
個人的には好きなストーリー展開ではあるものの、アクが強く、好みが別れるのは確か。
洋ゲーには珍しく、キャラクターは非常に魅力的に描かれており、声優陣の演技力も確かなため、良い意味で洋ゲーらしさが感じられない。
特にキャラクターの魅力はすばらしく、西遊記のキャラクターの大きな枠組みを壊さないままに現代風にアレンジされており、弱腰で何をするのにもオドオドしている三蔵法師役のトリップと、俺様キャラの孫悟空役のモンキーが、互いを認め合い互いに助け合う姿は、使い古されたと思われていた”西遊記”という題材に、新しい風を吹き込んでいるように思えた。
音声は英語のみで、英語音声に日本語字幕という選択肢しかない。ベテランの日本人声優による吹き替えも聞いてみたかった気はするが、声を当てている外人の声優陣の演技力もかなり高いため、そこまでガッカリはしなかった。
グラフィックは非常に細かいところまで作りこまれている。
細部まで書き込まれたポリゴンと、洋ゲーとは思えないほど鮮やかなグラフィックで、美しさが際立つ。ただ、あまりにも鮮やか過ぎて目がチカチカすることもあるが、グラフィックに関してこれ以上の贅沢は求めない。かなりの高クオリティ。
キャラクターのグラフィックは静止画で見るとコテコテの洋ゲーっぽい顔つきになっているが、実際にプレイしてみると、キャラクターの表情の豊かさに驚く。
無表情で妙にリアルで不気味な、よくある洋ゲーとは違い、今作のキャラクターは喜怒哀楽を顔全体で表現しており、カートゥーンのような動きをする。日本人好みの顔になっていた。
グラフィックで不満だったのはフレーム数とカメラワーク。それから字幕の3種類。
多くのオブジェクトが画面上に表示されると画面のフレーム数が下がったりチラついたりする。ぬめぬめ動く必要は無いと思うが、スピーディーなアクションが売りのゲームなので、もう少しフレーム数が上がればと願う。
またカメワークは、思ったとおりの動きができないこともあり、突然変化するカメラ位置に戸惑うこともある。
字幕は明朝体の文字を使っているため、HD環境でプレイしていても文字が見えづらい時があった。もう少し大きくしたり見やすい書体を使って欲しい。
音楽は良い。
脈同感あふれるオーケストラの音楽は、スピーディーなアクションにマッチしていて良かった。
効果音も良くできており、正解の行動をとると控えめな音量で「ピロン」と気持ちの良い音を出してくれるのが嬉しい。
アイテムを入手したときの効果音や、敵に有効なダメージを与えたときなどの効果音もすばらしく、爽快感のある音作りがされている。
操作性は良い点も多いが、悪い点も目立った。
ゲーム本編の操作は、直感的で分かりやすく、思ったとおりの行動が取れる。
たまにやりたいことができないこともあるが、慣れればたいてい上手くいく。
チュートリアルは非常に親切で、いっこいっこの動作を確認してくれるほか、徐々に使えるコマンドが増えていくため、操作には迷わない。進む道にもヒントをくれるため、道にも迷わない。
道にも操作にも迷わないのだが、親切すぎて一本道。分岐があっても分かりやすい分岐のため、ゲームをしていて手のひらで踊らされてるような感じがある。
個人的に操作系で気になったのは、そもそもの戦闘の操作性で、操作が簡単がゆえに戦闘も基本連打で倒せてしまい、あまり戦闘に奥深さは無いように感じた。
ボス戦はうって変わって、戦略的なパターンにハメる攻撃が必要だが、通常の戦闘では敵キャラの種類の少なさも相まって単調に思えてしまう。
メニュー周りは直感的ではなく若干のストレスがたまることもあったが、慣れれば問題ない。
ロード時間はそこまで長くは無いが、やり直しに若干のロードが取られるのと、ゲーム中突然ロードが入る部分もあったのがマイナスポイント。
オリジナリティは低い。
ゲーム性はそのまんまアンチャーテッドで、戦闘を接近戦の格闘のみにした形。アンチャーテッドのクオリティが高すぎるため、なかなか比べてしまうと劣っている点が多くなってしまう。
しかし、アンチャーテッドと比べて大きく違う点は、移動や戦闘がスピーディで、操作にストレスがかからない点。そして、自分の装備をパワーアップしていくRPG要素が入っている点である。
特に前者の要素は凄くありがたく、スピード感あふれる移動は、走っているだけで面白い。
また、このゲームにはさまざまなゲーム性が入っており、固定銃座による防衛や、レース要素。鬼ごっこのような要素も入っいる。
またヒロインのトリップと主人公のモンキーとの連携によるアドベンチャー要素も非常に魅力的で、1人だと切り抜けられないような道のりを、2人の連携によって切り抜けるのは案外脳みそを使うため楽しい。
満足度は非常に高い作品。
オリジナリティは低く改善点も多くある作品ではあるが、純粋に楽しめ、いつの間にかプレイに熱中してしまうような作品。いわゆる荒削りな作品ながらも、ダイアモンドの原石のような輝きを放っている。
難易度は低めで、途中での難易度変更は不可だが、難しくて進めないと言う状況にはならないはず。
トロフィー・実績の数は多いが、条件は厳しくなくポンポン手に入るのが気持ちい。
オンラインプレイモードはないが、やりこみ要素も多く用意されている。
プレイ時間は短めではあるが、急がしめの人にとっては、ちょうどいいくらいの時間でクリアーできる嬉しい仕様。7329円とプレイ時間にしては高めの価格設定に思えてしまうが、その値段に相応するクオリティのゲーム。
ライトユーザーには少し敷居の高い作品になるかもしれないが、洋ゲーを初めてプレイする人にとっては最適な作品になっている。そしてなによりも忙しいゲーマー向き。
今後のシリーズ展開に期待したい秀作ゲーム。
評価 .
ストーリー:≪7≫
グラフィック:≪9≫
音楽:≪9≫
操作性:≪7≫
オリジナリティ:≪6≫
満足度:≪9≫
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
総合:≪8≫
【体験会レポ】メダルオブオナー体験会
▼久しぶりのFPS▼
【親父-俺の独り言-】
なんだか、ソフトはEAが提供してくれるそうだ!
これは嬉しいな!やりこむぜぇ~!!
【ゲーム情報】イナズマイレブン最新作発表・他
▼限定版発表▼
今日の要点 -コ・レ・ダ・ケ-
◆DS「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ジ・オーガ」発売決定◆ ◆「X-men: Destiny」2011年秋発売◆ ◆PS3「テイルズ オブ グレイセス エフ ウィンドル国王親書パッケージ」13800円で販売◆ ◆PSP/PS2「エビコレ+ アマガミ Limited Edition」限定版が発表◆ ◆映画版アンチャーテッド「Uncharted: Drake’s Fortune」ディレクターが決定◆ |
【親父-俺の独り言-】
今日のネタは集めるのに苦労したぜ・・・というか、土日ってニュース少なすぎるよな。
明日は・・・息子がメタルオブオナーの体験会に行くから、そのネタだな。・・・きっと。





























































