復讐のセクレタリー | フランス語の気になるひとこと

フランス語の気になるひとこと

中年過ぎからフランス語勉強し始め2018年仏検準一級取得。
コロナでステイホームの時期にフランス語でNetflix見始め、気になる単語、表現など、フランス語で見ることができる作品について
書いていきます。

Huluも意外にフランス映画がいろいろあがって

いて、フランス語音声字幕を出せるようになった

ので、探して観ている。

 

『復讐のセクレタリー』はあまりにも内容その

ままのタイトルなのだが、ナタリーバイ主演の

復讐サスペンスというようなもの。

 

ベテラン演技派女優はこういうサイコな

役柄の映画に出演するケースが多い気がする。

 

まったくの過失で息子が事故死した主人公

マリーフランスだが、恨みをつのらせ

復讐に走る。

 

気になる表現

"Désolé de vous avoir mis dans l'embarras."

(迷惑かけたわね。)

 

mettre qn dans l'embarras  (人)を窮地におち

                いらせる

復讐相手トマの秘書になったマリーフランス。

トラブルをおこしてトマが上司に詮索され、

二人の時にマリーフランスがトマにあやまる。

 

最初から企んでいる雰囲気で、徐々にトマの

家庭に入り込んでいく。ナタリーバイは

かなり抑えた演技で表現している。

 

出てきた表現

faire le point sur~ ~について現状分析する

enrishissant (精神を)豊かにする、心の糧になる

faire un détour 回り道をする

 

あまりおすすめするほどではないし、復讐される

ほうは全く気の毒なはなしだけれど、

ナタリーバイの演技や見ていて不安に

なるようなサスペンス

好きな方にはいいと思います。