辛くても生き残ること | フランス語の気になるひとこと

フランス語の気になるひとこと

中年過ぎからフランス語勉強し始め2018年仏検準一級取得。
コロナでステイホームの時期にフランス語でNetflix見始め、気になる単語、表現など、フランス語で見ることができる作品について
書いていきます。

『グッドドクター』 シーズン2 第四話

今回は色んな障害や問題で生きづらくなった

若者たちがでてきて、

ショーンが辛かった少年時代を回想する。

 

 

怪我をして運ばれたマックスは知的障害

があリ、もう子供とは言えない年で

二人で暮らす母親にも手に余るようになって

母親は一人で悩んでいる。

 

気になる表現

"La vie, c'est une vacherie."

(頑張るっきゃない)

 

vacherie(f) (話)意地悪;ひどいこと;牛小屋

日本語は意訳でソフトに訳しているが、

フランス語の直訳からすると、

人生はまったくひどいということだろう。

(だからがんばらないとならない)という

意が含まれているということかな。

 

ショーンが自分があるとき預けられていた女性に

いわれた言葉を不安をかかえるマックスに伝えた

表現。頼る人がいなかったショーンには

響く言葉だったのだろう。

 

出てきた表現

dans l'inétret de qn ~のために

larguer (vt) (話)捨てる、お払い箱にする

 

親を憎んでしまったり、自分の命を絶って

しまったりする子たちが出てくるが、

でもやはりショーンのように

まずはなんとしても懸命に生き抜いて

生き残って喜びを見つけてほしい。