自分は出来損ないではない | フランス語の気になるひとこと

フランス語の気になるひとこと

中年過ぎからフランス語勉強し始め2018年仏検準一級取得。
コロナでステイホームの時期にフランス語でNetflix見始め、気になる単語、表現など、フランス語で見ることができる作品について
書いていきます。

『Queer eye』では生まれ育った環境が

劣悪でそこからなんとか希望をもって

生き抜こうとしていく人たちを

応援するケースも多い。

 

今回も犯罪が当たり前の地区で育ったが

養母に救われてまっすぐ生きていく

術を教えてもらった男性タイリーク。

 

"Il n'y a pas énormement d'option pour

un homme de sa corpulence."

(彼のサイズでは選択肢が限られる)

corpulence は体つき

 

タイリークは巨漢なので、ファッション

担当のタンは彼のためにネットでオーダーして

服をそろえる。

 

"Dans ma vie, j'ai souvent eu l'impression de 

ne pas étre à la hauteur."

(自分は出来損ないだとずっと思って生きてきた)

étre à la hauteurで何かを果たす能力がある

 

養母の事情でまだ11歳の時に実母のもとに

返されたが、自分のせいだと思い込んでいた

タイリーク。

 

自分が悪いと思い込んで気にしていたことが、

相手にとってはなんでもなかったという

話はよくきくもの。

 

会って会話して確認するって勇気がいるけど

大事なんだわね、やっぱり。