【沖縄豚肉料理名の由来】大解説!テビチ、ミミガー、チラガー…現地の呼び名と魅力|MEATPLUS | 福岡の肉屋MEAT PLUSの公式ブログ~お肉に関するあれやこれや~

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沖縄旅行の楽しみといえば、やっぱり美味しい料理!

 

ゴーヤチャンプルーやシリシリもいいけれど、

実は沖縄の食文化は 「豚肉」抜きには語れません。 

 

鳴き声以外はすべてをいただくという徹底ぶり!豚

こんにちは!MEAT PLUSです爆  笑

今回は、そんな沖縄の奥深き豚肉料理の魅力と
沖縄の人々の知恵を探っていきましょう下差し下差し

 

 💡なぜ沖縄は「豚の王国」なの?


沖縄では古くから豚肉が日常の食卓に深く根付いています。

 

これは、高温多湿な気候で、保存食として加工技術が発達したことや、
中国との交易を通じて様々な豚肉料理が伝えられた歴史が関係しています。

 

また、豚は「福を呼ぶ」縁起物としても大切にされてきました。

 

 これぞ沖縄!
ディープな豚肉料理の世界を巡る!

 沖縄在来豚の「アグー」を元に品種改良されたブランド豚がいます。

 

一般的な豚肉に比べて、コレステロールが低く、旨み成分(グルタミン酸など)が豊富。

 

肉質はきめ細かく、脂身は甘みがあり、とろけるような口どけが特徴です。


 一時は絶滅寸前まで減少した在来種のアグー豚。

沖縄の人々が「この貴重な味を後世に残そう」と尽力し、
長い年月をかけて復元、ブランド化されました。

 

沖縄の豊かな自然の中で育まれ、大切にされてきた「食の宝」です。

【テビチ】プルプルとろける豚足!
コラーゲンの宝石!

一般的な名称: 豚足(とんそく)
沖縄での呼び名: テビチ
 豚の足の部分。
 

長時間コトコト煮込むことで、骨から肉がほろりと離れるほど柔らかくなり、
プルプルとしたコラーゲンが特徴です。
 

ゼラチン質が豊富で、濃厚な旨みがあります。


「手」の「秘仏」から来たという説や、「手」の「内」から転じたという説など、
ユニークな語源があります。

 

テビチの煮付け
醤油や泡盛、砂糖などで
甘辛く煮込んだ沖縄の家庭料理。

 

 

【ミミガー】コリコリ食感がクセになる!
豚の耳の珍味!

一般的な名称: 豚の耳(ぶたのみみ)
沖縄での呼び名: ミミガー

豚の耳の部分。

 

軟骨と皮からなるユニークな部位で、茹でてスライスすると、
コリコリとした独特の食感が楽しめます。


「耳」を意味する「ミミ」と、「皮」を意味する「カー」が
組み合わさって「ミミガー」となった由来がささやかれています。

 

沖縄の居酒屋では定番のおつまみで、美容に良いコラーゲンも含まれています。

お土産品としても人気です!

 

ミミガーの和え物

茹でて細切りにしたミミガーを、ピーナッツバターや酢味噌、ポン酢などで和えたもの。

 

 

【ラフテー】 口の中でとろける!
沖縄角煮の代表格!

一般的な名称: 豚の角煮
沖縄での呼び名: ラフテー

沖縄の代表的なご馳走料理の一つ。


 豚の三枚肉(バラ肉)を長時間、泡盛や醤油、砂糖などで甘辛く煮込んだ料理。

脂身はトロトロに、赤身は箸で切れるほど柔らかく仕上がります。

 

何度も茹でこぼして余分な脂を落とし、手間暇かけて作られます。

豚肉の旨みと泡盛の風味が溶け合い、ご飯にも泡盛にも合う逸品です。

 

【チラガー】見た目も味もサプライズ!
豚の顔の皮!

一般的な名称: 豚の顔の皮
沖縄での呼び名: チラガー

 豚の顔の皮を茹でてスライスしたもの。

 

「顔」を意味する「チラ」と、
「皮」を意味する「ガー」が組み合わさって
「チラガー」となった由来がささやかれています。

見た目のインパクトが強く、テビチと似たゼラチン質と、
ミミガーのようなコリコリ感が両方楽しめるのが特徴です。

 

最近では、スモークされたものがお土産品として人気を集めています。

 

【チーイリチー】 沖縄の血の炒め物!
衝撃のスタミナ料理!

一般的な名称: 豚の血の炒め物
沖縄での呼び名: チーイリチー

 豚の血を固めたものと、豚肉や野菜を炒めた料理。

 

見た目のインパクトは大きいですが、
レバーのようなコクと、独特の風味が特徴で、
栄養価が高いと言われています。

 「チー」は血、「イリチー」は炒め物を意味します。

昔は出産後の女性の滋養食としても珍重され、
貧血予防などにも良いとされていました。

 

沖縄の食文化の奥深さを感じさせる一品です。

 

【テンダラ】内臓を美味しく!
豚の胃袋!

一般的な名称: 豚の胃袋、ガツ
沖縄での呼び名: てんだら
豚の胃袋。

 

コリコリとした独特の食感と、噛むほどに滲み出る旨みが特徴です。

丁寧に下処理することで、臭みもなく美味しくいただけます。


 沖縄では内臓を食べる文化が非常に豊かで、
豚の胃袋も捨てずに美味しく調理されます。

 

お酒の肴としても人気で、ホルモン好きにはたまらない一品です。

 

【フーチバー】沖縄のハーブ!
香りで料理を引き立てる!

一般的な名称: よもぎ
沖縄での呼び名: フーチバー

よもぎのこと。

 

豚肉料理、特にヤギ汁や中身汁(豚モツの吸い物)などに添えられ、
独特の香りで料理の臭みを消し、風味を引き立てる役割があります。

 

薬草としても親しまれています。


 沖縄では古くから「医食同源」の考えがあり、
フーチバーは「医者いらず」と言われるほど重宝されています。

 

フーチバージューシー

よもぎを混ぜ込んだ沖縄の炊き込みご飯。
沖縄料理に欠かせない、
風味豊かなハーブです。

 

 

🌟沖縄の食文化に触れて、
食材の魅力を再発見!

 

いかがでしたでしょうか? 

 

沖縄の豚肉料理は、単に美味しいだけでなく、
そこに込められた知恵や歴史、そして食材への深い感謝の気持ちが伝わってきます。

 

一頭の豚を余すところなくいただく文化は、
私たちに「食」の豊かさとは何かを教えてくれます。

MEATPLUSがご提供する上質な豚肉も、ぜひ沖縄の文化のように、
様々な食べ方で余すところなくお楽しみいただけると幸いです爆  笑

 

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もし、これ以外にも「こんな食べ方、どう?」といったご提案や、

 もっと知りたいことがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね! 

 

これからもMEATPLUSは、皆さんの「美味しい!」を追求していきます! 

最後までお読みいただきありがとうございました! 

 

次回の更新もお楽しみに!

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