真夜中にラーメンを食べにいきたい。夜遅くに無性に食べたい衝動に駆られてしまって、財布一つ持って家を飛び出したい。近所のラーメン屋さんまで深夜3時の道を歩きたい。頭の中ラーメンのことでいっぱいにしながら向かいたい。
ラーメン屋さんについたら偶然、三丁目のあの人と鉢合わせになりたい。あの人は味噌ラーメンを食べてて、そうしたら私は塩ラーメンを頼みたい。「奇遇ですね」だなんて言いながら二つぐらい席を空けてカウンターに座りたい。その後は大した話もしないで夢中でラーメンを食べていたい。深夜ラジオだけが店の中を支配していてほしい。
食べ終わったら帰り道を並んで歩きたい。「あそこよく行くんですか」とかどうでもいい話だけして歩きたい。そんなときは朧月夜がいい。
そうして二丁目の十字路でお別れしたい。「私こっちなので」って言われて。それでは。なんていいながら手を軽く振り合って、反対方向にそれぞれ歩いていきたい。そのあとは家までぼんやり歩いて帰る。
けれど、何となく物足りなくなってそのままコーヒーショップに立ち寄ってしまいたい。そして人のいない店内でブレンドコーヒーを注文するの。そうしたらまだ明けそうにもない闇夜を窓越しに眺めながらコーヒーを飲みたい。そうしながら、さっきの会話を思い出していたい。たわいの ない会話を何度も頭の中で反復しながら。あの人のことを考えていたい。
また会えるかな、なんて思いながら口に運んだコーヒーはきっとほろ苦い味がするはず。
ラーメン屋さんについたら偶然、三丁目のあの人と鉢合わせになりたい。あの人は味噌ラーメンを食べてて、そうしたら私は塩ラーメンを頼みたい。「奇遇ですね」だなんて言いながら二つぐらい席を空けてカウンターに座りたい。その後は大した話もしないで夢中でラーメンを食べていたい。深夜ラジオだけが店の中を支配していてほしい。
食べ終わったら帰り道を並んで歩きたい。「あそこよく行くんですか」とかどうでもいい話だけして歩きたい。そんなときは朧月夜がいい。
そうして二丁目の十字路でお別れしたい。「私こっちなので」って言われて。それでは。なんていいながら手を軽く振り合って、反対方向にそれぞれ歩いていきたい。そのあとは家までぼんやり歩いて帰る。
けれど、何となく物足りなくなってそのままコーヒーショップに立ち寄ってしまいたい。そして人のいない店内でブレンドコーヒーを注文するの。そうしたらまだ明けそうにもない闇夜を窓越しに眺めながらコーヒーを飲みたい。そうしながら、さっきの会話を思い出していたい。たわいの ない会話を何度も頭の中で反復しながら。あの人のことを考えていたい。
また会えるかな、なんて思いながら口に運んだコーヒーはきっとほろ苦い味がするはず。