親父譲りのバックシャン。 -7ページ目

親父譲りのバックシャン。

頑張ります(≧ω≦)b

窓の外の雨

水槽の魚のように見上げる

何を欲しているのか



雨粒が弾き返される

波紋は美しいキャンパス



水溜まりに飛び込む雨粒はいつか

その水溜まりの一部となって

私をまた憂鬱にさせる
震える声が聞こえる

外はもう雪だよ。

留守番電話に残されたキミの声

消せないままのデータ

今も覚えているキミの番号

そらでも言えるよ

もう一度この耳元で囁いて

遅いよ。

そしたら僕は息を切らせて

待たせてごめんって言うから
もう少し待ってて

アイラインが気に入らないの

もう少し待ってて

スカートが見当たらないの

もう少し待ってて

ジャケットが気に入らないの

もう少し待ってて

アナタからのプレゼントの靴

履きたいんだけど

今の格好じゃ似合わない

もう少し待ってて

腕時計を見ながらイライラしている

アナタの姿を横目で見ながら


だけどもう少し待ってて

アナタが横に並んでも見劣りしない

アナタが思わず町ですれ違う誰かに
自慢したくなるような

そんなワタシになるから
ピンと張ったその糸を

手繰りよせた先に

君の小指があればいいな


ピンと張ったその糸に

思いを込めた言葉を乗せて

君の心に届けばいいな


今私の心から
今私の小指から
今私の全身から

流れ出る赤いその細い糸が

全部キミに繋がっていたらいいな
意味もなく指でクルクル

所有物だって周りにアピール

指先からすっぽ抜けそうになると
慌てて止めて胸撫で下ろす



だって嬉しいじゃない

アナタだけの空間だったあの部屋に入る鍵

寝ているアナタを起こしに行く事も
会いたいときに会いに行く事も

何でも出来そうな気がする

アナタがワタシに
大切な時間を共有しようって
言ってくれてるみたいじゃない

けどいつの間にか
アナタが帰ってくる時間が
少なくなったりしないよね

ワタシ一人であの部屋に

なんて淋しい事にはならないよね

指でクルクルクルクル
頭の中に不安もぐるぐる

鍵なんて貰うからじゃない


アナタが部屋にいて
ワタシがチャイムを鳴らして
アナタが扉を開いて迎え入れてくれる

その方がいい


アナタの帰りを待つのは
まだまだ先でいい


クルクル回してた鍵は
解決したぐるぐると共に
カバンの一番そこに