意味もなく指でクルクル
所有物だって周りにアピール
指先からすっぽ抜けそうになると
慌てて止めて胸撫で下ろす
だって嬉しいじゃない
アナタだけの空間だったあの部屋に入る鍵
寝ているアナタを起こしに行く事も
会いたいときに会いに行く事も
何でも出来そうな気がする
アナタがワタシに
大切な時間を共有しようって
言ってくれてるみたいじゃない
けどいつの間にか
アナタが帰ってくる時間が
少なくなったりしないよね
ワタシ一人であの部屋に
なんて淋しい事にはならないよね
指でクルクルクルクル
頭の中に不安もぐるぐる
鍵なんて貰うからじゃない
アナタが部屋にいて
ワタシがチャイムを鳴らして
アナタが扉を開いて迎え入れてくれる
その方がいい
アナタの帰りを待つのは
まだまだ先でいい
クルクル回してた鍵は
解決したぐるぐると共に
カバンの一番そこに