クイーンのラストアルバム「イニュエンドウ」の後に、バンドはスイスのモントルーに所有する
マウンテンスタジオに入り何曲分かのレコーディングをする。
そして、フレディー・マーキュリーの死後、ブライアン・メイとロジャー・テイラーは、それらの曲に更にレコーディングとリミックスを加え、過去のアルバムでアウトテイクになった曲などもリミックスして追加し、そうして出来上がったのが本作「メイド・イン・ヘヴン」だ。
爽やかなポップスとバラードで占められたアルバムで、フレディー・マーキュリーの追悼に相応しい荘厳で美しい雰囲気が全体に漂っているまさに「メイド・イン・ヘヴン」な透明感だと思う。 これは私だけの思いなのか、他のクイーンファンの人達もそうなのかは分からないけど、
この「メイド・イン・ヘヴン」の曲調、雰囲気が、フレディ在籍時のクイーンというバンドが最後に辿り着いたサウンド、境地、集大成である事に安堵と喜びを感じてしまった。
クイーンは、フレディー・マーキュリーという稀代のヴォーカリストの生い立ちなどによる音楽的バックグラウンドや、非常に手間暇かけたインテリジェンスな音作りから唯一無二、唯我独尊
な楽曲、サウンドを作り上げた。 それはもう神が与えた奇跡と云ってもいいのではないだろうか。




