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たかあきらのブログ

郷ひろみ、ロック、小説、熟女が大好き

              もういちど思春期

 

1981年8月発売  売り上げ15.6万枚  オリコン最高12位

 

「もういちど思春期」は、嫌いではないがちょっと地味な印象の曲かもしれない。

せっかく前作の「お嫁サンバ」で盛り上がっていたんだから、もう1発派手でインパクトのある

曲をリリースしてもっと畳み掛けてほしかった。

 

やっぱり郷ひろみの魅力は、``見(魅)せる、聴かせる、楽しませる``が基本なのだから、

リリースする曲にもっと仕掛けが必要だと思った。 仕掛けとは、歌詞にもメロディーにもフックのあるキャッチーな曲であり、奇抜な衣装であり、派手なアクションであり、ファン以外の

一般大衆も振り向かせ楽しませる要素だ。 郷ひろみには、歌手としてポップスからロック、

バラード、コミカルソングまで歌える幅広いレンジがあるんだし、更に奇抜な衣装やダンスという武器もあるんだから出し惜しみせずにガンガン攻めてほしかった。

 

そういう意味では、今現在の郷ひろみの方が、衣装は派手でもスーツだし、年齢的に昔のようには動けないとしても当時よりガンガン攻めてるなぁと思う。 あの年齢、あのキャリアでも守りに入らず、まだまだ攻め続けるって本当に凄い事だと思う。

 

この「もういちど思春期」が発売された時期、時代はまだマイケル・ジャクソンの「スリラー」が発売される前の、日本全国みんなダンサーのダンス革命が起こってない時期で、世界の、そして日本のポップミュージック、エンターテイメントが何処に向かうのか、きっと一般の我々には誰もよく分かってなかったと思う。 

 

 

                イン・ロック / ディープ・パープル

 

1970年、いよいよハードロック時代の本格的幕開けで、ディープ・パープルの「イン・ロック」は、新メンバーにイアン・ギランとロジャー・グローバーを迎え、サウンドのイニシアチブもジョン・ロードからリッチー・ブラックモアに移り、クラシック・オーケストラとの共演路線

からハードロックにシフトチェンジした4thアルバムで、ハードロックの古典的アルバム。

 

時代は、レッド・ツェッペリンの登場があってハードロックに注目が集まっていた。

そんな中で、私はリアルタイムでは聴いてないが、このアルバムは、全体的に粗削りな印象があるものの、リッチーの耳に残る憶え易いリフ、イアン・ギランの高音シャウト、ライブでの即興

プレイで磨かれたジョン・ロードのクラシカルなフレーズ、そして、スピード感のある曲もあり

当時強烈なインパクトを与えたのだろう。

 

しかし、この「イン・ロック」は、ヨーロッパと日本では高く評価されたが、アメリカでは売れていないというのが意外だが、その後のディープ・パープルやレインボウのアルバムから比べると、まだまだリッチーのやりたい事、実力を十分発揮しているアルバムとは云えないと思うが、

この「イン・ロック」を、ディープ・パープルの最高傑作に挙げる人も多く、ディープ・パープルにとっても、ハードロック史にとっても歴史的アルバムである事には間違いない。

 

               お嫁サンバ

 

1981年5月発売  売り上げ27.3万枚  オリコン最高6位

 

出たぁ! 郷ひろみの代表曲のひとつ「お嫁サンバ」の登場だ!

郷ひろみ自身が当初嫌だったという ♪1,2,サンバ、2,2,サンバ、お嫁、お嫁、お嫁サンバ♪ の歌詞がなかったら、そこまでヒットしなかっただろうし、代表曲にもならなかっただろうと思う。 そして、こんな多少オチャラケた一見ダサそうな曲でもカッコ良く歌い切って様になってしまうのが郷ひろみたる所以で、この曲は郷ひろみにしか歌えないし、郷ひろみだからこそ成立する郷ひろみの歌世界なのだ。 酒井プロデューサーも言っていた、大衆を意識した娯楽の真髄がここにある。 この曲がなければアチチもないし、ジャンケンポンもないのだ。

 

当時の郷ひろみも、そろそろ結婚適齢期になってきて、マスコミには松田聖子との恋愛、結婚とか騒がれていて、それもいい意味でプラスに作用してヒットに繫がったというのもあると思う。

結婚と云えば陣内智則さんと藤原紀香さんの結婚披露宴の時にも、この「お嫁サンバ」を歌って

大いに盛り上げていたけど、流石に新婦にキスしまくるのはアカンでしょ。

 

郷ひろみは、ミリオンヒットなんてないし、オリコン1位も「よろしく哀愁」の1曲しかない。

でも、テレビ時代のスターとして数多くの歌番組で毎日のように歌ってきて、郷ひろみの歌は、

特にファンではなくても多くの世代の人達の中にも浸透している。 その上で当時より更に曲の

クオリティーを上げてグレードアップ、パワーアップさせているから、郷ひろみがアウェイな

野外フェスなどで、若い頃の郷ひろみをリアルタイムで知らない今の若いオーディエンスの前で歌っても大歓声で受け入れられるのだ。 そんな郷ひろみを、ずっと応援してきてファンでいられる事に喜びと誇りを感じる。

 

 

              未完成

 

1981年2月発売  売り上げ15.9万枚  オリコン最高13位

 

「未完成」もファン以外には、そんなに有名な曲ではないけれど、阿木曜子さんの詞が、

年上の女性に拾われて浮かれていた男が、やがて若い女性を本気で好きになって過去の自分を

後悔云々と、なかなかワードの使い方が叙情的で意味深でいい。(阿木さんグッジョブ)

 

曲の方も歌謡曲の王道路線で、歌番組ではモズライトを弾く綱木さんのギターサウンドが、

GS風でもあり、単音引きのイントロ、ソロパート、エンディングも素晴らしく、アームの掛け方も絶妙で、ああいったクリーントーンなギターサウンドは、ディストーションサウンドとは違い誤魔化しが利かないから、本当に上手い人が弾かないと、音の出し方、伸ばし方、切り方の粗が目立つし簡単なフレーズでも綺麗には聴こえない。 私も自分のストラトで、この曲の綱木さんのギターパートを何度も練習してコピーしたし、「未完成」の雰囲気には、綱木さんのモズライトの繊細なサウンドがピッタリだった。(綱木さんグッジョブ)

 

それからサビの部分を郷ひろみと綱木さんが1本のマイクで寄り添って歌っていて、綱木さんが

自身のユーチューブの綱木チャンネルでも言っていたけど、中音域の声質が、郷ひろみと綱木さんは似ていて非常に2人の声がマッチしている。 元々、郷ひろみの声質は特殊だから他の歌手とデュエットをしてもしっくりこない事が多いけど、「未完成」ではピタっと決まっていて聴いていて気持ちがいい。(綱木さん更にグッジョブ)

昭和の歌謡曲を中心にカバーしているアマチュアバンドが、この「未完成」をカバーしていて、

ヴォーカルとギターが、サビの所を郷ひろみと綱木さんみたいにして歌っているのを以前はよく見かけた。

 

 

 

 

                若さのカタルシス

 

1980年11月発売  売り上げ17.2万枚  オリコン最高15位

 

この「若さのカタルシス」は、郷ひろみファン以外には、そんなに有名な曲ではないかもしれないけど、及川ミッチーやギャランティーク和恵さんとかもカバーしていたし、凄くいい曲で私も大好きだ。 ライブや歌番組などでは、綱木バンドの綱木さんが、ギブソンES335?で素晴らしいプレイを聴かせてくれていた。 こういうの弾かせたら綱木さんはやっぱり上手いね。

 

ところで三原綱木さんは、郷ひろみがバーニングに移籍した時には、もう既にバーニングにいた

らしいけど(つなき&みどり)、バーニングでの当初の郷ひろみのバックバンドは、フォージェッツからのスーパージェッツで、綱木さんってスーパージェッツでギターをプレイしていたっけ? LA公演の時は綱木さんは居なかったと思うし、スーパージェッツの頃は、バックでギターは弾いてないけど音楽監督兼アレンジャー? ところでいつの頃からスーパージェッツが綱木バンドになったのか、今思えばこの辺の流れが私的には不明瞭で謎のまんまだ。

 

他に「若さのカタルシス」を歌っている頃の思い出は、紅白歌のベストテンの視聴者投票で順位を決める「あなたが選ぶ紅白ベストテン」で、デビューして数ヶ月で人気大爆発中の田原俊彦を押さえて郷ひろみが第1位に輝いた事だ。 明星の人気投票では、まだ歌手デビューもしてない近藤真彦に負けたけど、80年の最後に一矢報いた感じがして非常に嬉しかった。 紅白歌のベストテンの年に1、2回のこの企画は、おそらく出来レースだとは思うけど、世間一般の人達に、80年代になって新世代のアイドルが台頭してきているけど、まだまだ郷ひろみがトップなんだとアピールできただけでも大きな意味があったと思う。