1981年8月発売 売り上げ15.6万枚 オリコン最高12位
「もういちど思春期」は、嫌いではないがちょっと地味な印象の曲かもしれない。
せっかく前作の「お嫁サンバ」で盛り上がっていたんだから、もう1発派手でインパクトのある
曲をリリースしてもっと畳み掛けてほしかった。
やっぱり郷ひろみの魅力は、``見(魅)せる、聴かせる、楽しませる``が基本なのだから、
リリースする曲にもっと仕掛けが必要だと思った。 仕掛けとは、歌詞にもメロディーにもフックのあるキャッチーな曲であり、奇抜な衣装であり、派手なアクションであり、ファン以外の
一般大衆も振り向かせ楽しませる要素だ。 郷ひろみには、歌手としてポップスからロック、
バラード、コミカルソングまで歌える幅広いレンジがあるんだし、更に奇抜な衣装やダンスという武器もあるんだから出し惜しみせずにガンガン攻めてほしかった。
そういう意味では、今現在の郷ひろみの方が、衣装は派手でもスーツだし、年齢的に昔のようには動けないとしても当時よりガンガン攻めてるなぁと思う。 あの年齢、あのキャリアでも守りに入らず、まだまだ攻め続けるって本当に凄い事だと思う。
この「もういちど思春期」が発売された時期、時代はまだマイケル・ジャクソンの「スリラー」が発売される前の、日本全国みんなダンサーのダンス革命が起こってない時期で、世界の、そして日本のポップミュージック、エンターテイメントが何処に向かうのか、きっと一般の我々には誰もよく分かってなかったと思う。




