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たかあきらのブログ

郷ひろみ、ロック、小説、熟女が大好き

 

    

 

自動車免許合宿に行っていたために2週間ぶりに会社に出社した七原くん。

しかし、会社の人達は冷たく、復帰してもまともな仕事は与えられず、1人倉庫で1日中バインダーをカッターで解体して廃棄する、七原くん曰く底辺の更に底の仕事に回された。

 

それを見れば日頃、七原くんの出勤率を含む勤務態度や作業能力で、みんなからどう思われていたのかは如実に分かるが、会社側からしたら辞めてくれても全然かまわないから、自主退職を促しているのだろうと思う。 34歳にもなってなかなかここまで屈辱的な人生が連続する人っていないんだろうなぁ。 それもこれも七原くんの脳の発達障害からくる性格に由来しているのだから自業自得なんだけど。  

 

でも、その屈辱を、ぐっと堪えて仕事を続ける七原くん。

その倉庫を空けて何か別利用するための作業だから、意味のない無駄な仕事では決してないし、

誰かがやらないといけない仕事で、誰もやらない、やれない仕事を七原くんが黙々と1人でやっている事に大きな意味があると思うけど。 きっとこういうのを、ちょっとだけ神様に近い仕事っていうんだよ。 いい経験できたな。 社内にも見ててくれている人はいるはず。

 

そして、この翌日に七原くんは自動車運転免許試験に見事に1発で合格したのだが、

今回の自動車免許も、福岡や北海道旅行も、すべてギャンブルに勝ったから実現した事で、

この配信を見ている青少年たちにギャンブル肯定の良くない影響を与えてしまった。

 

               スイート

 

私の中でスイートというバンドは、サイケで、グラムで、ポップで、ハードという、アイドルの

ベイ・シティ・ローラーズと、本格ハードロックバンドのディープ・パープルの中間に位置していたという認識なのだが間違ってないかな? 正直そんなにスイートには詳しくないのだ。

 

だが、このアルバムは、得意のポップスセンスを持ち合わせながら非常にハードロックしていて

疾走感もあり、どの曲も個性があってなかなか面白いとても良いアルバムだと思う。

何かハードさとポップさが、70年代、80年代のクワイエット・ライオットにも通じる所がある気がする。

 

アメリカのビルボードチャートでも、このアルバム「荒廃の街角」は25位に入っているし、

このアルバムからのシングルカットの「ロックンロールに恋狂い」「フォックス・オン・ザ・ラン」も共に5位にランクインしているから、アメリカでも結構売れていたという事だ。

聞いた話によるとレコードデビューしても無名のバンドならビルボードチャートの200位に入る事すら至難の業らしいから、それくらい全米のマーケットが巨大だという事なんだろう。

 

しかし、そんなスイートの特徴でもあるサイケで、グラムで、ポップで、ハードという器用貧乏

さが、どっちつかずという事で禍したのか81年には解散してしまったのは残念だった。

私としては、この「荒廃の街角」のようなハードロック路線で押し進めていってほしかった。

               ロマンス

 

1983年4月発売  売り上げ6.8万枚  オリコン最高20位

 

「ロマンス」は、通常のシングルリリース以外のイレギュラーなリリースで、この曲もフリオ・

イグレシアスの「愛のロマンス」をカバーしたものだ。

若かった初恋の実らなかった悲恋を歌っていて、せっかく歌詞の世界観がいいのに、もう一押し物語が映画のように浮かび上がるような歌詞だったらもっといい曲になっていたと思う。

 

曲中のアクションは、ちゃんとした振付師が付けたアクションというより、郷ひろみのダンスの癖だけのアドリブ的なアクションのような感じがして、カッコ悪いわけではないのだが見ていて

ちょっと恥ずかしかった。

 

この曲も西城秀樹が「カサブランカ」と同じように、「ロマンス 禁じられた遊び」としてカバーしているが、秀樹の「カサブランカ」も「ロマンス 禁じられた遊び」も、残念ながら歌詞に恵まれてないなぁという印象だ。 秀樹ほどの非常に優れたヴォーカリストが名曲を歌っても、

歌詞がイマイチだと曲が上滑りして心にあまり残らないんだな。 もちろん秀樹ファンは、そんな事を思ってないかもしれないからゴメンなさい。

 

郷ひろみのバラード三部作の時にも思ったが、メロディーはもちろんだけど、やっぱり歌詞って

本当に大切だと思う。 郷ひろみの隠れた名曲だと云われている「月の光」も、もう少し歌詞が

切ない物語を描けていたら大ヒットしそうなくらいいい曲なのにね。

               美貌の都

 

1983年3月発売  売り上げ8.0万枚  オリコン最高18位

 

今回この「美貌の都」の事を書くにあたって少し調べるまでは、この曲の作詞作曲は、中島みゆきさんだと勘違いしていた。 だってメロディーが中島みゆきしてるから・・・。(そう思うのは私だけ?) 作曲の方は筒美先生だったとは知らなかったと云うか忘れていたのか?

 

そして、ほぼ時期を同じくして、この「美貌の都」も別アレンジで収録されている、郷ひろみの

中でも非常にエポックメイキングなアルバム「比呂魅卿の犯罪」が発売される。

このアルバムは、坂本龍一さんのプロデュースで、YMO、中島みゆき、筒美京平、矢野顕子、

忌野清志郎、糸井重里らの凄い豪華メンバーが参加している。

 

私は、このアルバムの中でも「愛の空中ブランコ」が好きで、タイトルナンバーの「比呂魅卿の犯罪」「嵌められてタンゴ」もいいし、忌野メロディーを歌う「夢中」も面白い。 「やさしさが罪」の歌謡曲メロディーを、坂本龍一流にアレンジしたのも興味深い。 坂本龍一さんが、いつもの郷ひろみとは、また違った面を引き出してくれてはいるが、矢野作品は特殊だから別にしても、まだまだ楽曲に歌わされている感が拭えない。

 

以前に郷ひろみは、デビューして20年経ったバラード三部作の頃に、ようやく少しは歌えるようになってきたと言っていたけど、10代の頃は逆にそこまで気にならなかったけど、20代の

頃の郷ひろみは、シングル曲を聴いてもまだまだ歌い切れてないのも多い。 この「美貌の都」

なんかもそうだと思う。 私が思うに郷ひろみの、あの特殊な声質がジャマをしている部分もある気がする。 郷ひろみの幼く甲高い声が薄れて、中音域の声の艶と深みが増して声質が整って落ち着いてきたのは40代くらいからだと思う。 

 

 

              哀しみの黒い瞳

 

1982年11月発売  売り上げ18.4万枚  オリコン最高10位

 

この曲は、フリオ・イグレシアスの「黒い瞳のナタリー」のカバーで、歌い出しの半音落ちの

メロディーが特に印象的だ。 「哀愁のカサブランカ」のヒットから、この曲への流れは、とても良かったんじゃないだろうか。 この頃から郷ひろみは、スペインの大歌手フリオ・イグレシアスに傾倒していくのだが、歌手として成長していく中で大きな糧となり意味があったと思う。

 

もしかしたら郷ひろみは、バカみたいな衣装(いい意味で)を着て、バカみたいな意味不明の曲

(いい意味で)を歌うのは、もう勘弁してほしいと思っていたのだろうか。

もっと音楽性の高い、クールでカッコいい郷ひろみを打ち出していきたい。 でも、それはファンや世間の人が郷ひろみに求めているものとは少し違っていたから、そんなジレンマに郷ひろみ

自身が悩んでいたのかもしれない。 でも、あのバカみたいな曲の代表みたいな「お嫁サンバ」も、郷ひろみが歌うから逆にクールでシュールな世界観が生まれるんだし、郷ひろみ自身が、まだそこまで自分自身を客観視できなくて、郷ひろみという歌手の存在意義を、ファンより自身が理解できていなかったのかもしれない。

 

でも、デビューしてからこの10年で、いろんな曲を歌い、いろんな事があり、歌手として、

一人の男としてめざましく変化成長してきた郷ひろみを、リアルタイムで見てこれた事を本当に

幸せだと思う。 そんな幸せを与えてくれた郷ひろみには感謝したい。