1999年7月発売 売り上げ46.0万枚 オリコン最高13位
アチチで日本全国に一大旋風を巻き起こした「GOLDFINGER'99」は、リッキー・マーティンの
オリジナルをカバー曲が超えたと云ってもいいだろう。
リッキーに、こんなカッコいい曲を開き直っていい意味でオチャラケられる器量があるのかと問いたい。 初めてこの曲を聴いたのが会社に出勤直前の、めざましテレビでの軽部さんの芸能コーナーだった。 曲のほんの一部を聴いただけだったが、何かこれイケるんじゃないかと胸騒ぎがしたのを憶えている。
そして、この曲では有名な渋谷ゲリラライブ事件があるが、あれは完全に確信犯だろう。
現場の渋谷の交差点には、前もってマスコミもTVカメラを持ってスタンバイしてたし、警察が
動けば普通のTVニュースでも報道されるから新曲の大きなPRにもなるし。
でも、郷ひろみを犯罪者にするわけにはいかないから、郷ひろみ本人には詳しい場所は知らされてなかっただけで、あのような大混乱になる事は最初から想定済みで、むしろその大混乱を狙ってやったんだと思う。 やったらアカン事だけど最初にやったもん勝ちだという事だ。
この「GOLDFINGER'99」のヒットで、暮れのレコード大賞最優秀歌唱賞を受賞して、紅白では
全出演者の中で郷ひろみが歌っている時間帯が第1位の視聴率を獲得した。
こういうアッパーな曲が40代でヒットしたという事に大きな意味があり、この曲の前と後では
郷ひろみのスタンスが違ってくる。
もしこの「GOLDFINGER'99」のヒットがなかったら、その後の郷ひろみの40代後半、50代、60代は、もう少し違った歌手人生になっていただろう。 具体的に言えば「Boom Boom Boom」「男願 Groove!」「ジャンケンポンGO!!」などに代表される2000年以降に、それら以外にも数多くリリースされた攻めてる楽曲は誕生しなくて、もっとバラード曲が増えていただろうと思う。 それほど郷ひろみのキャリアに於いて「GOLDFINGER'99」は、とても重要な意味のある曲だと思う。




