ハリウッド・スキャンダル / 郷ひろみ(28) | たかあきらのブログ

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              ハリウッド・スキャンダル

 

1978年9月発売  売り上げ13.9万枚  オリコン最高13位

 

初めてこの「ハリウッド・スキャンダル」を聴いた時、歌詞の「びっしり、びっしり」の所が

変だしダサいし、何てつまらない曲なんだと思った。 こんな曲はシングルのB面か、アルバムの中の捨て曲でいいし、何でこんな売れそうもない曲をリリースしたのか残念に思った。

事実この曲は、郷ひろみがデビューしてからそれまでに発表してきた通常シングルの中で最低の

売り上げだし、オリコンチャートで初めてベストテンにも入らなかった曲だ。 

だから当時の私の感想は、世間やファンの人達と大方同じだったのだろうと思う。

その頃は、まだ高1だった私には、この曲の良さがまるで理解できなかったのだ。

 

しかし、郷ひろみは、その後いろんな番組や雑誌インタビュー等で、これまで出してきたシングルの中で一番好きな曲はと訊かれると必ず「ハリウッド・スキャンダル」と何度も答えてきた。

そうなると私やファンの人達の意識も次第に変わってきて、この「ハリウッド・スキャンダル」

を認めないと、理解できないと郷ひろみファン失格だという感じがしてきて「ハリウッド・スキャンダル」は名曲だという事になってきた。 実際、年齢を重ねて大人になった自分が聴いてみると、エレガントで味わいのある凄くいい曲で、都倉俊一先生のベストワークのひとつかもしれない。 郷ひろみ自身も大好きな曲なだけあってライブでもよく歌われているし、ライブでこの

曲が聴けるとファンも何か嬉しくなる。 だからこれからも大切に歌い続けてほしいと思う。