音楽番組のランキングを観ていたら、

ワンフレーズ流れただけなのにすごく心に響いた曲がありました。


Mrs.GREEN APPLEさんの『Soranji』。


今まで部分的に聴いたことはあったものの、

初めてフルで聴いた瞬間、歌詞が心にすっと入ってきて涙があふれてきました。


映画の主題歌だったという事もあり色んな感じ方があると思いますが、


わたしは、

壮大な曲調の中に力強く綴られている一つ一つの言葉は、

いっそのことどこかへ消えてしまえたら…と、

まさに今の自分のように“その時”を見つめてしまった人達へのメッセージのように思えました。


『ちっちゃな希望』は、


『まだ消えていないよ』

『まだ消しちゃいけないよ』と…。



そして、

『当たり前に進んでゆく皆んなに…』

という歌詞。

支援級と普通級を行き来して過ごす息子の姿が浮かび、少し大きくなったいつかの息子が、

言葉にはせずともわたしにそう語りかけているようでした。


それから…。

生命の誕生や繰り返す季節のこと。


『大事にして語り継いでくれましたか?』と。


これは、まるで姉がわたしにそう問いかけているようで、また泣けました。


姉の死から少し経って繋がった、

息子への「いのちのバトン」。


まだまだ息子に、伝えていかなくてはならない大事なこと、たくさんあるよね。 

わたし、繋ぎきれていないよね。


そして。

歌詞に『この世が終わるその日に…』と書かれていたように、


もしも姉が生涯を終えようと決めたあの日に。

もしも私が、“明日、一緒に出かけようよ”と、『いつか』でも『今度』でもなく

あなたが過ごすことのなかった次の日という未来に、予定を立てていたら…。


「どっちにしようか迷って、どっちも買っちゃったんだ」と笑い、

まだ一度も着ないままハンガーにかけてあったあのどちらかの服を着て、

わたしが車で迎えに行くのを待っていてくれたりしたのかな。


お姉ちゃんも、この曲を聴いたらどんな風に感じていたのだろう。


そんな事を思いながら、

今日姉の樹木に会いに行ってきました。


“また来るね”。


それこそ、その“また”は明日ではないし次はいつになるか分からないけれど。


生きているから。

“またね”と、姉にそう約束しました。