不安定で感情を出してばかりの自分と、

常に一定で穏やかな性格の旦那。


いつも他人の目を気にしたり、愚痴ってしまいがちの私に対し、

自分の事以外特に関心がなく(そのように見える)、他人の悪口を一切言わない旦那。


わたしがどんなに怒って無視していても、

「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」など必ず言う旦那。



転職を繰り返してきた私と、

大学卒業後からずっと同じ職に就いている旦那。


私は現在、専業主婦だけどそれについて特に何も言わず、旦那は投資の勉強などもして将来の為にとお金のことを考えていて。


子供のお風呂や寝かしつけもやる。

休日の子供の遊び相手も(結局You Tubeばかりだったり、スマホいじり出すけれど)する。

家事も、出来ることは手伝おうとする。


姉のことについても、旦那にとっては姉の亡き姿が初対面となってしまったけれど姉に会ってくれて、自死という衝撃的な亡くなり方だったけれどあれこれと何も聞いてくることはありませんでした。

義実家に関しても、姉の事について色々聞かれたりすることは一切なく、当時はそれがありがたく感じ、救われたように思いました。


旦那も義実家も、これまでの会話のなかでは他人の悪口を言うことも、責めることも無く、

良くも悪くもどちらかというと他人に関心を示さないタイプのように感じていました。


旦那とは今まで一度も喧嘩になったことがなく一方的に私が怒ってばかりで。


わたしも実家も、旦那や義実家とは反対に他人の事に関心があるほうなので、そのぶん喧嘩は多い。 

先日、息子の特性からきていると思われるぐずりに対し苛立つ様子の父と口論になり、わたしも声を荒らげて怒鳴り合いのケンカにまでなりました。

父は父なりに、息子のことを色々考えてくれているのは分かっているのですが…。


私に対して、どんな時も怒らず、責めず、冷静に対応する旦那。

息子に対しても、息子がどんなに癇癪を起こしても、何もなかったかのように過ごす姿は凄いなと思えた一方で、何を思っているのか理解が出来ませんでした。


でも、これまでの話しを誰かにしたらきっと、

“良い旦那さんだね!”と言うと思います。

話し合いが出来ない、スマホばかり…そう言っても、“みんなそんなもんだよ”と。


幼少期に「この子はおかしい」とはっきり当時の担任に言われたことがあるという旦那。

そんなことはない、と義母は涙をこらえ反論したそうですが、現在一家の大黒柱となった旦那をきっと、立派に育った息子に思えていると思います。


この間、カサンドラと子育ての悩みを支援センターに相談していた時にふと思いました。


この旦那さんに何が不満なのだろう?、と思われるのではないか。

むしろ、わたしのほうに問題があるのではないか、と。


感情的で、常に誰かの目を気にして、他人がうらやましく思えてマイナス思考。

息子にも、笑顔よりも怒ってばかりで思うように接することが出来ない。


旦那と3人でデパートに出かけた時、お昼のお弁当を“好きなの買っていいよ”と言ってくれた時に、嬉しさよりも自分が惨めに感じました。


それは、当時親に色々な言葉を言い放っていたものの、お金の面ではどうにもならなかった姉の姿と重なった自分が居ました。


あの頃、きっと姉を見下してしまっていた自分がいたから、いま自分もそう思えてしまうのかもしれません。



息子の特性に気付いてから気付いた、

優しくて穏やかな旦那に、無いもの。

『共感』。

これが無い。これが無い“だけ”で、わたしの中で夫婦としてはもう以前のように成り立たなくなってしまいました。



自分にお金があれば、別々に暮らせるのかな。

何度もそう思っては、

“パパとママと3人で”と時々強調する息子に、そんな自分を申し訳なく思う。


先日、最後の手段として旦那と息子の二人だけで義実家に行ってもらったけれど予想通り相変わらず息子のことについて何も話さず、普通に帰宅した旦那。


相手に求めてばかりの私、自分にだって至らない・足らないものがたくさんあることは分かっている。

分かっているのだけど。


共感。

これがあるだけで、どれだけ違っていたのだろう。


『そうだよね』『つらいよね』『わかるよ』。


これもまた、あの頃の姉からしたら、当時の私に足りなかったものなのかもしれません。