416で紹介させてもらった
名古屋の助産師、吉田さんが
他の病院から母体搬送されてきて
赤ちゃんを亡くされた
上にう4歳のお兄ちゃんのいるお母さんと
こんなかかわりがあったと教えてくれました

----------------------------------------



ゴールデンウィーク中に、
胎児心奇形・多発奇形・染色体異常疑いで



搬送されてきた経産婦さんがみえました。







羊水過多のためか、胎児心エコーでなかなか診断がつかず、



単心室系の疾患であろうということしかわからない状態でした。







その方が入院されて3日目、胎児の状態が悪化し、



緊急帝王切開での出産となりました。







生まれるまでも頑張っていた赤ちゃんでしたが、



生まれてからも頑張り、生後3日目に還っていきました。



ほっぺたのふっくらしたかわいい女の子でした。







この子には、4歳になったばかりのお兄ちゃんがいました。



お母さんは、他の病院でも入院していたため、



思いっきり甘えることもできず、
寂しい思いをしていたと思います。







赤ちゃんが生まれた時は、
水痘に罹患しており、面会もできない状態でした。



赤ちゃんに会えたのは、亡くなった当日の夜です。



お母さんが外泊し、連れて帰ったときが
はじめての対面となりました。







何かが違う、お母さんもお父さんも泣いている、



おじいちゃんもおばあちゃんも泣いている、



言葉にしなくても、何かを感じ取っていたようです。







赤ちゃんの葬儀が終わってから、
精神的に不安定になったと



お母さんが話されていました。







今まで、お母さんやお父さんに向けた、パンフレット
(日常生活の過ごし方、乳房の
手当て、



サポートグループの紹介などを記載したもの)や、



祖父母向けのパンフレット
(退院後にサポートして欲しい内容や心の変化について記
載したもの)



は作成していましたが、
兄や姉にあたる上の子のフォローはできていませんでした。







どんな援助をすれば良いのかもわかりませんでしたが、



“なかったこと”にはできないと思い、



絵本のようなものを作りました。







と言っても、立派なものは作れませんので、



4歳の子でも理解できそうな内容のお話しを創り、



イラストを貼りつけました。







お母さんたちが読んでも抵抗を感じないもの、



やさしい内容であること、



誰かのせいで悲しい思いをすることになったのではないこと、



を意識して作りました。







退院当日にお渡ししましたが、
その後評価する機会もないため、



これで良かったのかもわかりません。







時間もなく、スタッフ全員がチェックすることもできませんでしたので、



今後改善するべき点はいくつもでてくると思います。







年齢に応じた説明をすることが必要ですが、



伝え方や内容を十分考える必要があると思います。







家族の一員として、
それぞれの立場での悲しみとの向き合い方を



支えていくことが必要ですね。







まだまだこれからも悩みながらケアをすることになりますが、



正解がないからこそ、丁寧に関わっていこうと思います。



[E:good] 418へ続



 今まで、お母さんやお父さんに向けた、パンフレット
 (日常生活の過ごし方、乳房の
手当て、



 サポートグループの紹介などを記載したもの)や、



 祖父母向けのパンフレット
 (退院後にサポートして欲しい内容や心の変化について記
載したもの)



 は作成していましたが、
 兄や姉にあたる上の子のフォローはできていませんでした。










ご両親、祖父母向けのオリジナルパンフレットでさえ
すごいな~って思うのに

彼女たちは4歳のお兄ちゃん向けに
絵本をつくられた









しかも、他院から搬送されてきて
3日後には帝王切開となり
その3日後に赤ちゃんがなくなられている

そんな表面的でその場だけの
関係性で過ぎてゆきがちななか
こうした配慮までされていることに肝銘し
ブログで紹介させてほしいって
吉田さんに連絡しました

吉田さんから以下の
返事をもらいました
---------------------------------------



読売の記事も添付してくださり、ありがとうございます。



産科の中でも、あまり光のあたらない部分ではありますが、



記事になると、少しは知ってもらえるのかなと思います。







母性看護担当の教員とも話していましたが、



元気に生まれることだけではなく、流産や死産、新生児死亡などの看護も



できて、初めて本当の母性看護になるのではないかなと思います。







今年度も看護学校での講義を担当することになったので、



またグリーフについても、未来の看護師たちと語りたいと思います。



どんなに小さくても、少ししか生きられなくても、すべての



“いのち”にやさしく寄り添える人でありたいと思います。





私たちの関わりで参考になるのであれば、



先生のブログに載せていただけますか?



正解もなく終わりもないケアですので、いろいろな考え方や、



ケアの方法があると思います。



これからも、考え、学びを深めたいと思います。
---------------------------------------





学生のころから
こうしたことが伝えられている
すごいな~





彼女は最後に

 名古屋でまた、しきゅうちゃんに癒される人が増えました。

と付け加えてくれました
ありがとう





















日本のなかでも
愛知県、名古屋近辺で“しきゅうちゃん”が
かなり浸透しているらしい!?

そのひとつの理由は
吉田さんという助産師さんが
かなり広めてくれたおかげでもあるのですが

先日、吉田さんからこんなメールをいただきました。
---------------------------------
4月末、私が新人指導を担当した助産師が出産しました。



予定日を過ぎたため、誘発を行っていたのですが、



よほど居心地が良かったのか、
なかなか顔を見せてくれませんでした。



4日程、点滴で頑張り、やっと会うことができました。



彼女は、入院してから出産するまでの間ずっと、



しきゅうちゃんを握りしめて、過ごしていました。





感想を聞くと、
触れていること、握っていることで、



安心感があったそうです。



大きさも感触もちょうど良くて、
離したくなかったと言っていました。


そのしきゅうちゃんですが、

看護教員養成研修に行っている教員が、
携帯電話に付けていたところ、

他の研修生から人気で、購入したいと言われたそうです
---------------------------------

[E:weep]
名古屋とは相性がいいのかな~