じゅんこさんこんにちは



  2006年2月22日に娘を出産しました。
  産まれてから18トリソミーと言う事が分かり、
  重篤の状態で1~2日もつかどうかの命と宣告されました。
  でも本当に良く頑張ってくれて2ヶ月間でしたが
  沢山の可愛い娘との思い出を残す事が出来ました。



そうでしたか・・



  先月妊娠が判明しました。
  主人と喜びつつもどうなるか分からないので
  何とか育ってくれるといいねと話していました。
  今週月曜日検診に行った所、
  心臓が動いていないのとのう胞が出来ているということで
  流産と判明しました。8週目でした。



そうだったんですか・・

  ちびちゃんが亡くなったと言うのがショックでしたが、
  担当の先生が娘の18トリソミーの件もあり
  染色体の異常だろうから
  死亡した胎児の染色体の検査をしなさいとの事で、
  染色体検査の出来る大きな病院を紹介するからと



  ところがそちらの先生が、・・・・・
  今後の夫婦生活にも関わってくる大事なことです。
  また来週ご主人と一緒に来て下さい。と言われました



  両方の先生のお話は分かります。
  担当の先生はきっと今回も染色体異常を危惧されて
  検査をとのことだと思います。
  では何か治療すれば治るものなのか?
  でも自分の体質をしるべきなのか?
  もう大混乱になり以前から拝見している
  こちらへメールをしてしまいました。

あちらの先生も、こちらの先生も、
それぞれの言っていることは、間違っていないんです
でも、結果的には、食い違っている



それは、それぞれの医師とあなたたちとの関係性、
立ち位置が違うからなのです

この場合は、治療をしてもたしかに治りません
18トリソミーは基本的には遺伝疾患ではないので
紹介先の先生が話されたように
今回、染色体を調べなくてはならない根拠はありません
でも、あなたがたと時を過ごしてきた先生は
調べた方がいいんじゃないかって、思ったのでしょう
それも、間違いというわけではありません



こういうと無責任に聞こえるかもしれないけど
どちらでもいいのです



大切なのは、
染色体検査を「する、しない」という結果でなく
寄り添ってくれる医療者がどのような
思いであなたがたに関わるのか
それが次へどうつながってゆくのかだと思います



今回、あなたたちは
回り道も混乱もさせられてしまったようですが
こうやって、立ち止まって考えることができたことって
よかったのかもしれないって、僕は思いました



  <おかげさまで書いているうちに少し落ち着きました。>



僕たち医療者にはできることは限られているけれど
自分の奥底にある想いを、こうして紡いでゆくことで
何かが整理されてゆく、少し落ち着いてくる

ここが、そうした場になるのであればと思ってきました。

細々とでも、ブログを続けてきてよかったなって
改めて、感じることができました



ありがとうです









  

mackeyさんこんにちは
いつもブログを読んでくれてありがとうです



  妊娠中に13トリソミーとわかり、生後まもなく息子と
  お別れしてから1年が経ちました。
  単一臍帯動脈・胎児発育遅延がみつかって
  転院した大学病院で、
  担当となった医師がお休みの日に
  息子は生まれました。



そうでしたか・・



  翌朝、病室に来た担当医は
  「昨日は私の誕生日でした。」
  息子は担当医と同じ誕生日になりました。



その状況で、そう言えた医師
そして、その言葉に
mackeyさんが、そう思えたふたりの関係性が
素敵ですね



なかなかできないことです



  出産後1ヶ月目の検診で
  私が「呼吸器をつけたらもう少し生きられましたか?」
  と泣きながら聞くと、静かに
  「呼吸器をつけても難しかったと思う。
  もう後悔してはいけない。」
  と言われました。



先生はあなたと、
自分の誕生日に命をまっとうした
あなたの子どもの立場に
なってくれているのが
伝わってきます

ただ、ひとつ
「もう後悔してはいけない」は
どういう意味で言われたのかな・・



  もしまた妊娠できたら、あの先生の
  元で産みたいなと思っています。



  「その後に関われるのは医師にとっても嬉しいこと」
  と言う竹内先生の言葉を信じたいと思います。



その先生は、間違いなくそう思ってくれると思う
そこから、たくさんの新たな物語も、まら生まれてきます



できたら、今のmackeyさんのそのままの思い
勇気がいるかもしれませんが
先生に手紙で伝えてあげてほしいな



mackeyさんの、気持ちもまた廻ってゆけるし
先生も、いろいろと感じてくれるはず

時間がたってもらう手紙って
嬉しいし、その時とは違ったものが伝わってくる

迷惑になることは絶対ありません



私たち、医療者は
そうして、関わった方々に育てられ
懐が深くなってゆけるのです



久しぶりの北海道(といっても1か月半ぶりですが)

今日は、産婦人科医師向けに書いた
「周産期のグリーフケア」のまとめ(pdf)です



現場のスタッフの参考になれば嬉しいです



「perinatal_grief.pdf」をダウンロード



いつもは、カジュアルな格好をしている僕ですが
今回は、ちょっと偉そうな?
写真を使っています



まあ、いいでしょ